中田英寿「またいい日本酒を作って!」

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『SAKE COMPETITION 2014』の表彰式が29日、都内で行われた。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、そしてFree Style2部門からなる全5部門の上位が表彰され、中田英寿、袴田吉彦らがプレゼンターとして登壇した。

「5年ぐらい日本全国を回って日本酒を勉強している」という、中田は、ブラジルでのワールドカップ中には現地で日本酒を紹介するバーも展開。「日本国内でも世界的にも、日本酒の人気が出てきたと感じています。それと同時に、日本でも世界でも、(日本酒は)分かりずらい、どれを選んだらいいか分からないという人も多い。それを含めて、このコンペティションは大きな意味を持つと思う」と、あいさつ。さらに、「勝つことがすべてではないですけど、いいお酒を作り認められることは、自分たちのためにも業界のためにもなる。また今年一年いい酒を作ってください」と、エールを送った。

 コンペティションは、世界一美味しい市販酒を決める、唯一にして最大のもの。今回は、日本全国から280の酒蔵がエントリー。出品された日本酒は856点に達した。

 結果は以下のとおり。

【純米酒部門】
①寫楽 純米酒 ②伯楽星 特別純米 ③美丈夫 特別純米酒

【純米吟醸部門】
①寫楽 純米吟醸 備前雄町 ②五橋 純米吟醸 ③東洋美人 純米吟醸 レトロラベル

【純米大吟醸部門】
①山和 純米大吟醸 ②太平山 天巧 純米大吟醸 ③出羽桜 純米大吟醸 愛山

【Free Style Under 5000部門】
(清酒表示がされている日本酒、市販価格の上限の目安が1800ミリリットルで5000円)
①東洋美人 大吟醸 地帆紅 ②雨後の月 大吟醸 月光 ③紀土 大吟醸

【Free Style部門】
(清酒表示がされている日本酒)
①廣戸川 大吟醸 ②月桂冠 伝匠 大吟醸 ③筰 クラウン 杜氏特別秘蔵酒