復活M-1にナイツ、スリムクラブらが名乗り! 8.6秒、バンビーノも

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 漫才頂上決定戦『M-1グランプリ』が今冬、復活する。そのエントリー受付が26日スタートし、渋谷のヨシモト∞ホールで会見が行われた。会見には、磁石、スリムクラブ、チキチキジョニー、デニス、トレンディエンジェル、ナイツ、8.6秒バズーカ―、バンビーノ、ピスタチオ、POISON GIRLS BAND(50音順)が出席し、それぞれ2000円を支払ってエントリー用紙を受け取った。
 
 この日は、M-1決勝経験者や過去の大会で確かな爪痕を残したメンバーらが顔を揃えた。今回の出場条件はプロアマ問わず結成15年以内のコンビ。これまでの結成から10年が条件だったが、大会が5年間行われなかったための措置だという。それゆえに、エントリー数も増えることが予想されている。

 会見の出席者のなかで、とくに注目が集まったのは、やはり8.6秒バズーカー。単独ライブでトライはしたものの漫才の経験はほぼない状態でのエントリーだ。田中シングルが「あの緊張感に耐えられるのか...」と不安を吐露しつつも「一回戦敗退はないように頑張りたい」と意気込むと、ナイツの塙が「絶対ないよ~、興業的にも~!」と斜めなツッコミ。田中を始め、エントリーした芸人たちも会場も苦笑いだった。はまやねんは優勝賞金の1000万円の使い方を聞かれ「ハワイで隠居したい」と、いたってマイペースだった。会見の司会を務めたトータルテンボスの藤田は「(1000万円は)そんなにない」と呆れ顔だった。

 バンビーノも漫才への自信を問われたが、石山が「豹柄を着ているのは東京だけですから」とアピール。それに対抗してか8.6秒バズーカーの田中シングルは「僕らも大阪では、よしもと漫才劇場に出ていますから!......センターマイクで......ラッスンをやってます」と、笑わせた。