11・21「K-1」武尊が3度のダウンを奪って逆転KO勝ち

『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で三大タイトルマッチが行われ、-55kg王者の武尊はチャールズ・ボンジョバーニを2R2分16秒、KOで破り、初防衛を果たした。

 1Rから積極的にパンチを打ち込むボンジョバーニ。武尊はその長いリーチから繰り出されるパンチの距離感がつかめず、いくつかいいパンチをもらってしまう。
 そしてコーナーに詰められ、ボンジョバーニがノーモーションの左ストレート。カウンター気味に顔面にもらった武尊はダウンを喫してしまう。ややフラッシュ気味ではあったが、この一撃で勢いのついたボンジョバーニはかさにかかって攻め込んでくる。ピンチを迎えた武尊だがガードを上げてその猛攻をしのぐ。
 2Rもボンジョバーニの攻撃は続いたが、武尊はローキックで距離を制してからパンチで攻め込む。ロープに詰めてラッシュ。頭を振ってパンチを交わしていたボンジョバーニだが、連打を食らいスタンディングダウンを喫する。続けてコーナーに詰めて右ストレートに左フックで2度目のダウン。再開後も左フックを決めるとボンジョバーニは崩れ落ち、武尊は計3度のダウンを奪ってKO勝ちした。

 武尊は試合後「1R倒されてみんなびっくりしたと思うけど、逆転で勝つのは僕です。あと、大晦日めっちゃ暇なんでよろしくお願いします」とRIZIN参戦をアピールした。