4・10「Krush.65」亀本勇翔インタビュー「Krushがあったから上京した。Krushへの想い入れは誰にも負けない」

4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の[初代Krush -53kg王座決定トーナメント準決勝]で上羽優希と対戦する亀本勇翔のインタビューを公開。

©Good Loser

——初代Krush -53kg王座決定トーナメント準決勝が迫ってきました。このトーナメントに向けて、どんなことを意識して練習してきましたか?

「会見ではすごく固いことを話したんですけど、気負いのようなものはなくて、トーナメントに向けて自分が強くなることだけを考えて練習してきました」

——ベルトがかかったトーナメントということで今までと心境は違いますか?

「結果がベルトという形になって返ってくる戦いなので、自分にとって大事な通過点だと思います。あとは前回の瀧谷(渉太)戦の時にも話したんですけど、あの時の勝利がまぐれではなく必然で、自分の実力を証明するための舞台が整ったと思っています」

——やはり亀本選手にとっては昨年12月の瀧谷戦の勝利がターニングポイントだったと思うのですが、あの試合を振り返ってもらえますか?

「あの試合に関しては普通にやれば勝てると思っていたんで心配はしていなかったですが、やっと練習していることが出せたなと思いました。でもあの試合は終わったことですし、大事なのはここからの戦いなんで気持ちは前を向いています」

——対戦相手の上羽選手にはどんな印象を持っていますか?

「ガンガン来る選手なんで、試合するのが面白そうだなと思いましたね。会見でも言った通り、試合をするのが楽しみです」

——瀧谷戦もそうですが、自分の力を出せばどんな相手にも勝てるという自信はありますか?

「それが今ままでの自分には足りなかったところで、試合になると変に謙虚になっていたんですよね。でも瀧谷戦では自信を持って戦うことが出来たので、次の試合でも自分の強さを見せられると思います」

——Krushのベルトにはどんな想いがありますか?

「僕はずっとK-1チャンピオンになるという目標があって広島から上京したんですけど、当時はK-1が活動休止中で、新生K-1もスタートする前という先が見えない状況でした。それでもなんで上京したかというとKrushがあったからなんです。それが僕のKrushに対する想いですね。だからKrushへの想い入れは誰にも負けません」

——ベルトという形で格闘家としての結果を出したいですか?

「ベルトは格闘技をやってきた証ですし、周りに格闘技をやっていることを認めてもらうためにもベルトという形が必要だと思います。ただ今まではそればかりを考えすぎて、勝手に自分で自分を追い込んでいました。今は純粋に上を目指して強くなろうと思えているので、変な焦りはありません。『ベルトを獲らなきゃいけない』ではなくて『結果を出せばベルトがついてくる』や『自分がベルトに相応しい人間だ』と信じてやっています。気負いやプレッシャーを感じることなく、ベルトまで勝ち続けたい

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