「一帯一路」会議の初日に…

開会式で演説する習氏の表情はいまいち冴えず…(写真:AP/アフロ)

 中国による現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムが14、15日に北京で開催された。「一帯一路」は中国主導により「新型の国際関係」を構築しようという試み。習氏にとってはせっかくの“晴れ舞台”だったが、当日の朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。習氏は苦虫をかみつぶしたような表情で開幕式で演説を行った。15日には中国を含む30カ国が「あらゆる形の保護主義に反対する」との文言を盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。