西京佑馬が島野を破りスーパー・フェザー級王座獲得【3・30 Krush】

大岩’(左)のストレートで林はばったり(撮影・小林郁人)
大岩龍矢が1RKO勝ち。そして「皇治選手、早く俺とやってほしいです」

 この日はスーパー・フェザー級の試合がこのタイトル戦のほかに3試合組まれ、第7試合では大岩龍矢が林京平を1R1分3秒、右ストレート一発で倒し、KO勝ちを収めた。

 ともにローで試合をスタートさせると、大岩がジリジリとプレッシャーをかけ林をコーナーに詰める。ここで右ストレートを打ち抜くと林はばったりと前のめりに倒れぴくりともせず、レフェリーが試合を止めた。林はなんとかコーナーの椅子に座ることはできたものの、結局担架で退場となった。

 大岩は昨年の12月大会で島野に挑戦し、延長に持ち込んだものの判定負け。出直しとなった一番で、インパクトのある勝ち方を見せた。

 大岩は試合後のマイクで「言いたいことはたくさんあるんですが、そろそろK-1出場お願いします。前に口にしていた選手がいるんですけど、皇治選手、早く俺とやってほしいです。Krushのベルトも全然あきらめていないので、K-1で早く皇治選手を倒して、K-1の顔になりたいです」と皇治との対戦をアピールした。

 K-1では今年12月に初の名古屋大会が開催される。愛知県出身の大岩は出場が期待される選手なのだが、そちらにもつながる大きな勝利となった。

横山朋哉、SATORU成合もKO勝ち

 第3試合では横山朋哉が斎藤祐斗を相手にに1Rに2回のダウンを奪い、1分20秒でKO勝ちを収めた。横山は試合後のマイクで「今日はスーパー・フェザー級の試合がたくさんあるが、僕が一番面白い試合をした」とアピールした。

 また第2試合ではKrush初参戦のSATORU成合が1Rにダウンを奪われたものの3Rに3回のダウンを奪い返し、逆転のKO勝ちを収めた。