橘ケンチ「いろいろ好奇心が湧いてくる」横浜で日本酒テーマにトークイベント



 また、赤星のすすめで昨年の12月に久須美酒造を訪れたことを明かした。「日本酒が好きになって、」酒蔵とかいろいろ回ることができると、ライブとかで行かせてもらうのとは違う町にも行けて、僕からすると日本の隅々まで行けるんです。日本のことを知って世界に発信していくいい武器になるのではないかと思っています」。

 赤星は「ケンチさんの熱さと久須美さんの熱さ、紹介しないといけないと思った」そう。酒を醸す久須美、ニューヨークに単身乗り込みいろんな人種の人たちを相手に日本酒の魅力を伝えてきた赤星、そして橘。3人はお互いを「熱い人」と表現して、その熱いエピソードを紹介しながら、笑顔を交わしていた。

「まだまだ勉強中の身ですが、日本酒っておいしくて面白くて、可能性があると思っている」と、橘。「久須美社長もいっていましたが、(日本酒は)本当に作るのが大変なんです。みなさんが手塩をかけて作っていて、その作業を知ると、こんなに安く飲めるんだと感じると思います。自分たちの身近にそういった日本を代表するクラフトワークの結晶がたくさんあるのは幸せなことだと思います」と、久須美酒造をはじめとした、日本酒作りに携わる人たちの労をねぎらった。