松岡が元王者・牧平破り「ミノルくんに無理やり返上させて」王座に照準【4・19 KRUSH】

山際はパンチでも圧倒(撮影・小林郁人)
「KRUSHのタイトルに絡む試合かK-1出場よろしくお願いします」

 2Rが始まると1R最後の攻防で鼻血を出した山際だったが、構わず右ミドルを放っていく。食らいながらもパンチで逆転を狙う大泉だったが、山際は右ミドルからガードが下がったところで右ハイを的確にヒットさせ、一方的に攻め込んでいく。ラウンド終盤にはミドルからハイとつなぎ大泉の体がくの字になったところで膝を顔面に叩き込みパンチの連打でスタンディングダウンを奪う。しかしタフな大泉はそれでも立ち上がり試合は3Rへ。

 3Rも山際の猛攻は止まらず、最後は右フックからの右ハイで大泉がダウン。ここも驚異のタフネスぶりを発揮して立ち上がった大泉だったが。ここはレフェリーが試合を止めた。

 山際は試合後のマイクで「どんどんKRUSH、K-1出ていきたい。次回はKRUSHのタイトルに絡む試合かK-1出場よろしくお願いします」とアピールした。
この日のメーンで行われたバンタム級タイトルマッチは晃貴(右)が初防衛に成功(撮影・小林郁人)
フェザー級注目の一戦はTETSU(右)が実績上位の伊澤を破る(撮影・小林郁人)
「K-1 KRUSH FIGHT.100」(4月19日、東京・後楽園ホール)

◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R
●小島大輝(一信会館総本部)(2R48秒、KO)寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)◯

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R
●菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(3R1分8秒、KO)延谷美智子(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)◯

◆第1試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(2R1分46秒、KO)竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(3R2分30秒、KO)優谷(WSRフェアテックス西川口)●

◆第3試合/K-1 KRUSH FIGHTバンタム級/3分3R・延長1R
●萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=28-30、27-30、26-30)蒼士(昇龍會)◯

◆第4試合/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
◯鷹大(WSRフェアテックス西川口)(1R2分30秒、KO)三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第5試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
◯椿原龍矢(月心会チーム侍)(判定2-0=30-28、29-29、30-28)龍斗(K-1 GYM横浜infinity)●

◆第6試合/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級/3分3R・延長1R
◯山際和希(谷山ジム)(3R2分22秒、KO)大泉 翔(昇龍會)●

◆第7試合/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
●伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=29-30、29-30、28-30)TETSU(月心会チーム侍)◯

◆セミファイナル(第8試合)/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級/3分3R・延長1R
●牧平圭太(HALEO TOP TEAM)(判定0-3=27-30、27-29、27-29)松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)◯

◆メーンイベント(第9試合)/K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯晃貴(王者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)隼也ウィラサクレック(挑戦者/WSRフェアテックス三ノ輪)●
※王者・晃貴は初防衛に成功。
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