RENAが復帰戦振り返り「スタミナは大丈夫です!」【髙田横粂の世相談義】

真剣な表情で試合映像を見つめる髙田氏(左)とRENA
髙田氏は「ニューRENAが見られたいい試合。今後の闘いにますます期待したい」

 2Rにマウントを取ってパウンドを落とし続けた場面では「もう少しやっていたら止められたかもしれない」、腕十字を取った時にリフトされ落とされた場面では「いつもは自分が落としているほう」などと振り返った。

 3Rに入る前にセコンドからビンタで気合を入れられた場面では「腕がパンパンになっているのに足をマッサージされて、“足じゃないです。腕なんです”って感じだったんですが伝わらなくて、最後にビンタで気合を入れてもらった」などと話した。

 3Rの猪木アリ状態でフランソワがグラウンド状態から放ったヒザへの正面蹴りについては「痛かった」と本音を漏らした。

 髙田氏は最後に「浅倉カンナに2連敗したりと、自分の中で苦境の時間を生きてきたと思う。その中でどうすることが一番の薬になるかといえば自分が強くなることしかない。総合だから技の幅を広げる。その努力の結晶が新しいRENAの形を見せてくれた。打ち合いはもちろん強い。寝ても心配いらないというのは随分見えた。むしろグラウンドに誘っている相手を逆にコントロールしているシーンも多かった。一本取れるチャンスもあった。パウンドでレフェリーストップを取れるシーンもあった。ニューRENAが見られたいい試合。今後の闘いにますます期待したい」と話した。

 RENAは今後については「SBは年に1回は必ず試合をさせてもらっているけど、2回3回とは出られないので、どういう形で携われるかということについては会長と相談している」などと話した。MMAについては「世界で1回は戦ってみたい。そこのためにひたすら練習するのみ。49kgは世界にはなく、主流は52.2kg。そこに合わせられればいいですけど、やってみないと分からない。合う合わないがあるし、500g違うと全然違う競技になる」慎重な言い回しながらも、世界を視野に入れていることを示唆した。

 また番組ではRENAのRIZIN初参戦時の裏話なども語られた。

 同番組は髙田延彦氏とトークバラエティー番組「バイキング」(フジテレビ系)などでコメンテーターを務める元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が「今現在、髙田延彦が気になっている時事ネタ」を徹底討論する、生ワイドショー番組。これまで「FRESH LIVE」で配信していたのだが、次回からYou tubeでの配信となり、詳細は後日「浅草九スタch」のツイッターで発表の予定という。
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