西岡がKNOCK OUT王者の不可思破る大金星【4・27 SB】

勝ち名乗りを受ける西岡(撮影・小林郁人)
西岡が「首投げ」で得た1ポイントを守り切る

 勝敗を分けたのは「投げ技」。2Rに2人の距離が詰まったところで不可思が首相撲からヒザ蹴りをボディーに放つが、西岡がロープ際で首投げ。これが決まり、西岡がシュートポイント1を獲得した。

 追いかける立場となった不可思は以降、よりきついプレッシャーをかけ西岡に迫る。しかし西岡も首相撲の展開で不可思を投げる場面も見せるなど一歩も引かない

 不可思はKOを狙いパンチで攻め込むが距離が詰まるとどうしても組み合う展開となってしまい、畳み掛ける攻撃が繰り出せない。

 ともに相手を倒すには至らず試合終了のゴング。

 結局、2Rの投げでのポイントがものをいい判定はジャッジ3者とも30-29で西岡を支持。西岡にとってはKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者の不可思を破るという大金星となった。

 この勝利で対抗戦は2勝2敗のタイとなった。