高梨がC-ZUKAを破り第2代女子アトム級王座獲得【5・18 KRUSH】

念願のベルトを巻いた高梨(撮影・永井幸輝)
2度のダウン奪い完勝

 2Rも高梨の前進は止まらない。しかしキャリアで勝るC-ZUKAは徐々に態勢を立て直し、パンチで反撃するが、パンチの打ち合いになればやはり高梨のほうが上。高梨は蹴りをもらってもひたすら距離を詰め、主導権は渡さない。ラウンド終盤にはコーナーに詰めパンチの連打。最後は左フックで最初のダウンを奪う。

 3Rも積極的に攻め込む高梨にC-ZUKAも前蹴りにパンチで応戦。高梨も鼻血を出すが、それでもプレッシャーをかけ続け前に出る。高梨のフックの連打でC-ZUKAがコーナーにもたれかかるような姿勢になるとレフェリーがスタンディングダウンを取り、そのまま高梨のKO勝ちとなった。
ウェルター級タイトルマッチでは木村が近藤破り初防衛(撮影・永井幸輝)
「K-1 KRUSH FIGHT.101」(5月18日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R
◯MOE(若獅子会館)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)豊嶋里美(TEAM OJ)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級/3分3R>
●内田晶(チーム・タイガーホーク/拳聖空手)(判定0-2=28-29、29-29、29-30)晃弘(K-1 GYM横浜infinity)◯

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R
●安田学登(K-1ジム蒲田チームキングス)(2R2分44秒、KO)中島千博(POWER OF DREAM)◯

◆第1試合/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
●倉崎昌史(GET OVER)(判定0-2=29-30、29-29、29-30)森坂陸(エスジム)◯

◆第2試合/K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯明戸仁志(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)(判定延長3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦1-1=29-28、29-30、29-29)林将多(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)●

◆第3試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯朝久泰央(朝久道場)(判定3-0=30-28、30-29、30-29)山本直樹(優弥道場)●

◆第4試合/初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)(判定3-0=29-28、30-28、30-27)植村直弥(WSRフェアテックス幕張)●

◆第5試合/初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)(2R1分24秒、KO)杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第6試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=27-30、27-30、26-30)友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)◯

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦/3分3R・延長1R
●C-ZUKA(T-GYM)(3R1分34秒、KO)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)◯

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯王者・木村“フィリップ”ミノル(K-1ジム五反田チームキングス)(2R1分43秒、KO)挑戦者・近藤魁成(大成会館)●
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