【インタビュー】佐藤寛太 映画『今日も嫌がらせ弁当』で思い出した“愛の”お弁当エピソード!

 インパクト満点のキャラ弁を“嫌がらせのために”反抗期の娘に作り続ける様子を紹介し、日本中の笑いと涙をさそった「kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ」を映画化した話題作『今日も嫌がらせ弁当』。劇団EXILEのメンバーとして、活躍の場を広げる佐藤寛太が、そんな親子を通して感じた思いを語る!
撮影・上岸卓史、ヘアメイク・Emiy、スタイリスト・山田陵太
「クランクイン前、母に本作のことを話したら原作のブログを知っていて、すごいよねという話をしつつ僕の学生時代のお弁当の“反省会”もしました(笑)」とお弁当の思い出を振り返る佐藤寛太。

「お弁当にマヨネーズを入れないでと言ってるのに何度も入れたでしょ、みたいな話をしました(笑)。マヨネーズって時間が絶つと分解するんですけど、最悪なのがキュウリのマヨ和え。キュウリの水分で全部のおかずが分解したマヨネーズの味になるんです。いつも全部食べましたけどね。一方、僕の方も食べたお弁当箱はすぐに出してと言われ続けてなかなか身につかず。一応、電話ではありがとね、まだ弟の弁当もあるし大変だね、と言ったらハイハイ、みたいな感じで。でもたぶんうれしいんでしょうね(笑)」

 映画『今日も嫌がらせ弁当』は、なぜか気持ちがかみ合わない母かおり(篠原涼子)と娘・双葉(芳根京子)の3年間を描いた、全世代共感度満点の一本。

「篠原涼子さんが演じる母かおりがすごくパワフル。それは篠原さんご自身のキャラクターともリンクしている気がします。完成作を見たとき、そのエナジーが詰まった作品だと思いました。僕が演じた達雄は双葉のクラスメイトで、太鼓打ちを目指して本土に行って自分の夢を追おうとする高校生。マイ太鼓を背負って歩いてたりするようなヤツなんですが(笑)、高校生のひたむきさを強く持った役どころです。常にバチを持っているのは、監督が衣装合わせのときに“バチを回しながら登場してほしい”と言っていたのでサッカー部員がずっとボールを蹴っているみたいなニュアンスでバチを持っていたらキャラも出るかな、と思ってそう提案させていただきました」
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