7月の東京イベント | 祭り、花火、フェスなどおすすめ7選

江戸川区特産金魚まつり



 金魚は江戸川区の特産品。明治時代に養殖が始まり、現在では養殖業者は減少したものの、品質は日本トップクラスを誇ります。「江戸川区特産金魚まつり」はそんな江戸川区の特産品である金魚の魅力を広く知ってもらうことを目的としたお祭りです。毎年、江戸川区の行船公園で開催され、多くの人でにぎわいます。 

 会場には、リュウキン、キャリコ、ランチュウなどさまざまな金魚の展示即売や、さまざまな展示が行われるほか、水生動物、飼育器具や、えさなどの販売も行われています。金魚すくいは毎年大人気。中学生以下は無料、高校生以上は1回100円で参加できます。ランチュウ、オランダシシガシラ、アズマニシキなど高級品種の金魚を扱う高級金魚すくいも行われ、こちらは1人1回500円。2019年は1人1回、5匹まで、両日限定500匹で行われました。また、小学生以下の子どもを対象にした大会「チャレンジ ザ 金魚すくい in えどがわ」も行われます。

 会場には、模擬店、江戸川区産の夏野菜の即売、江戸風鈴、つりしのぶ、江戸硝子など伝統工芸品の実演・販売も行われています。

■江戸川区特産金魚まつり:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e032/sports/kankomidokoro/kingyo/

新橋こいち祭


 新橋こいち祭は、新橋エリアに在勤の方と地元の人々との交流、地域活性化を目的に開催されるお祭りで、平成8年にスタートし、令和元年の今年で24回目を迎えます。去年は2日間で14万人が訪れました。

 こいち祭は、大きく4つのゾーンに分かれ、さまざまなイベントが開催されます。駅前のSL広場では、数多くの出店が出ます。メインステージもSL広場にあり、恒例のゆかた美人コンテストもこちらで開催されます。ニュー新橋ビルでは4階テラスにビアガーデンがオープンします。SL広場を見下ろして飲むビールは格別です。ビールは1杯500円と比較的リーズナブルです。昨年はフローズン生ビールも登場しました。ニュー新橋ビル横の烏森通りでは縁日・伝承あそびが開催され、金魚すくいや射的に挑戦できます。烏森通りを渡った先にある桜田会場と柳通りでは盆踊り大会が開催されます。飛び入り参加も可能なので、酔っぱらったサラリーマンが顔を赤らめながら踊っています。

 サラリーマンであることをこの日だけは感謝できる、そんな楽しいお祭りです。ちなみに、こいちとはほんの小一時間のこいちからきているそうで、ちょっと寄っていってという主催者の意図がよく表れているお祭りです。2019年は7月25、26日の2日間開催されます。

■新橋こいち祭:http://www.shinbashi.net/top/koichi/2019/



OCEAN PEOPLE



代々木公園イベント広場で開催される海を愛する人のためのビーチフード&ビーチグッズのイベントが、こOCEAN PEOPLEです。イベントでは、約40のキッチンカーが参加し、ハンバーガーやケバブなどの様々なフードが提供されます。また、ビーチマーケットには水着やビーチグッズなどを販売するショップが出店します。ここでしか買えない掘り出し物があるかもしれません。
併せて、アーティストによるライブも開催されます。その他、マリンスポーツを紹介するコーナーもあります。なんともすごいのは、入場無料だということです。アーティストのライブがすべて無料で楽しめます。東京の真ん中で海を感じることができる、デートにもおすすめなイベントです。
2019年は7月13、14日の2日間開催されます。トレモノ、やなわらぱー、BANDERAS、Caravan、七尾旅人、PESなど数多くのアーティストが出演します。

■OCEAN PEOPLE:https://oceanpeoples.com/


夏開き MUSIC FESTIVAL 


イベントそのものに多くのファンがいる「夏開き MUSIC FESTIVAL」は、人気音楽イベントです。これまで所沢航空記念公園で開催されて回数を重ねるたびに注目を集めていたフェスですが、今年から立川に会場を移しました。また、このイベントは4都市4会場で開催され、立川の他に石垣島、大阪、福岡で開催されます。
立川では、2019年7月13、14、15日の3日間、開催されます。Chara、スチャダラパー、PUFFY、竹原ピストルなど60組のアーティストが出場します。また、おかずくらぶなどのお笑いタレントも出場します。
会場のアリーナ立川立飛は多摩モノレールの立飛駅から徒歩1分とアクセスも抜群。都心から1時間圏内で到着できるので、日帰りで3日間参加することも可能です。チケットは1日券が6500円から販売され、一番高いチケットは3日間の通し券2万1000円になります。また、12歳以下の子供は入場無料になります。夏本番、音楽フェスで盛り上がること、間違いなしです。

■夏開き MUSIC FESTIVAL :http://www.natsu-biraki.com/tachikawa/

第32回下町七夕まつり



例年7月の第1土日に浅草かっぱ橋本通りで開催されるのが下町七夕まつり昨年は46万人の人でにぎわいました。上野駅から浅草六区に続く1.2㎞続くかっぱ橋本通りは、祭りの最中、大小さまざまな七夕飾りや提灯が飾られ、まるで天の川のような荘厳な雰囲気に包まれます。こちらの七夕飾りは商店街の方々の手作りです。おまつり開催中は、数多くの模擬店が出店し、昔ながらの縁日の雰囲気が味わえます。お祭り初日の土曜日には各種パレードが開催されます。子供たちから大人まで様々なパレードが行われます。そして、日曜日には阿波踊りと佐渡おけさに加え、フリーマーケットも開催されます。フリーマーケットは雨天の場合中止になります。まだ梅雨明け前の7月上旬に開催されるお祭りですが、華やかな七夕飾りとライトアップされた東京スカイツリーのコントラストが素敵です。下町の七夕祭りで、素敵な人を想いながら祭りに参加するなんて、ロマンチックでよいですね。2019年は7月6、7日に開催されます。

■下町七夕まつり:http://shitamachi-tanabata.com/

みたままつり(靖国神社)



 昭和22年に始まった「みたままつり」は、日本古来のお盆の時期に、国のために尊い命を捧げられた英霊を慰める行事として、靖国地神社で開催されます。東京の夏の風物詩と親しまれ、30万人の人出で賑わいます。お祭りの間、靖国神社の外苑参道沿いに、大小3万個を超える提灯が掲げられ、夜になると黄金色の光でいったいが包まれます。みたままつりの献灯は誰でも申し込むことができ、大型は1万2千円、小型は3千円になります。
祭りが開催される4日間は、神輿降りや青森ねぶた、盆踊りに加え、能楽堂で各種奉納芸能が行われます。本殿では神霊をお慰めする祭儀が行われます。また、2015年から中止されていた露店も2018年より再開され、数多くの店が出店します。黄金色に輝く参道で縁日の雰囲気を感じ、各種催しものを味わいながら英霊を偲ぶ、まさに東京の夏の代名詞です。デートにもファミリーにもおすすめのおまつりです。2019年は7月13~16日までの4日間の開催です。

■みたままつり:https://www.yasukuni.or.jp/schedule/saiji.html


 最近の温暖化の影響でしょうか、東京の7月は本当に暑い日が続きます。そんな暑い夏を吹き飛ばす数々のイベントを7つ紹介しました。大切な人と夏の思い出を作りに、思い切って外に出て、東京のイベントを満喫してください。
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