新人王MVPの平良が判定ながらも完勝で「本物」をアピール【6・8 修斗】

7月大会での対戦が急きょ決まったガッツ天斗(左)と石井逸人(撮影・小林郁人)
7月大会で石井逸人vsガッツ天斗が急きょ決定

 この日、試合がなかった技能賞のガッツ天斗(バンタム級新人王)はリングサイドで試合を観戦。メインの前に7月15日の後楽園ホール大会に出場が決まった石井逸人(覇彌斗から改名)がリング上で「7月15日の試合は自分の再デビュー戦だと思ってたまりにたまったフラストレーションを相手にぶつけて、自分の試合を受けたことを公開させてやろうと思っている」などと挨拶すると「ちょっと待った」とリングに駆け上がった。

 そして「2018年の新人王は俺が一番盛り上げたと思う。ちゃんと賞も取ったんで7月に石井選手とやらせてもらえませんか? 1年くらいブランクのある選手に後楽園は早い。新宿からやり直してほしい。もちろん挑戦受けてくれますよね?」とアピール。

 7月大会は新宿FACEではなく後楽園ホールなのはご愛敬として、このアピールにサステインの坂本一弘代表もOKを出し、7月の後楽園ホール大会への出場を勝ち取った。

 一方、石井は東京に拠点を移し、所属も総合格闘技道場BURSTからTRIBE TOKYO M.M.Aに変更。階級もバンタム級に上げ再スタートを切る。
「SHOOTO GIG TOKYO Vol.27 Supported by ONE Championship」(6月8日、東京・新宿FACE)
◆メインイベント 第10試合 ストロー級5分3R
●木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅(和術慧舟會GODS)(判定0-3=28-29、28-29、27-29)飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)◯

◆セミファイナル 第9試合 バンタム級5分3R
●金物屋の秀(SHOOTO GYM K’z FACTORY)(判定0-3=26-29、26-29、27-29)小野島恒太(Combat Workout Diamonds)◯

◆第8試合 フェザー級5分2R
◯高橋孝徳(リバーサルジム新宿me.we)(1R2分13秒、TKO)須貝 THE YAMANBA(ピロクテテス新潟)●

◆第7試合 フライ級5分2R
◯平良達郎(パラエストラ沖縄)(判定3-0=20-18、20-18、20-17)関口祐冬(修斗GYM東京)●

◆第6試合 フェザー級5分2R
◯久保村嘉輝(飛翔塾コンドル)(1R1分29秒、反則)木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)●

◆第5試合 バンタム級5分2R
●鬼神 光司(ブレイブハート)(1R51秒、KO◯)榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)

◆第4試合 バンタム級5分2R
◯よしずみ(SHOOTO GYM K’z FACTORY)(判定3-0=19-18、19-18、19-17)奥平季之(CROW FOREST)●

◆第3試合 フライ級5分2R
◯輝龍(roots)(1R5分、TKO)牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)●

◆第2試合 フライ級5分2R
◯大竹 陽(SHOOTO GYM K’z FACTORY)(1R1分35秒、TKO)小川竜輔(リバーサルジム立川ALPHA)●

◆第1試合 バンタム級5分2R
◯山城 翔(Theパラエストラ沖縄)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)関根 累(roots)●
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