窪田正孝、松田翔太、鈴木伸之は自身の“変態度数”に納得!?



 続いて行われた「TOKYOプレミア」では2人の監督も参加し、キャストらが作品にちなんだトークを展開。前作を見た人がほとんど、という会場に窪田は感激しつつ「前作は前作ですごく大変な撮影の中、ノブ(鈴木伸之)と戦ってハチャメチャになったりもしたんですけど、今回は新キャラクターとして翔太さんが、またトーカ役を山本舞香ちゃんにやってもらって、新しい風を巻き起こしてくれたので、前作を見ていない方でもここから楽しめる作品だと思っています」と胸を張った。

 新キャストたちもすっかり打ち解けあったようで窪田、山本、松田は撮影後も集まっていると明かし、山本が「定期的に集まっていますよね」と言うと窪田も「その節はお寿司ありがとうございました」と松田にお礼。「すごく爽やかな恋愛映画だったので、グッと仲良くなっちゃって」という松田の冗談ともつかないコメントに会場からも笑いが起きた。


 またこの日は、松田が演じる“変態的な”喰種・月山にちなみ、キャストたちの変態度を勝手に診断。変態度35%と診断されたのは、喰種を追う捜査官・亜門役の鈴木伸之。低めの変態度に鈴木は大きな笑顔を見せ「亜門鋼太朗は本当に真面目ですから。すごく一途。そこは僕ともリンクしている。ホッとしています」。変態の要素はあるものの気づかないタイプ、穏やかで物静かという解説に「よく分かっている! その通りでございます」と全力で賛同。正当化する理由があればその世界に足を踏み入れることも…との補足にも「今はないということですね」と余裕の表情。

 一方、賛否あったのは変態度70%と診断された松田、白石、知英、栁。特に、月山役で見事な変態っぷりを披露している松田が70%止まりという診断に窪田、山本は賛同できない様子。山本は「翔太さんは100%以上だと思うんだけど」と訝しげ。松田が「月山を演じたから(そのイメージに)引っ張られているんだよ」と言っても納得せず。松田は“あっけらかんと変態を肯定できる明るい変態”という診断通り「いいよ、俺、明るい変態だから」と70%を受け入れていた。
 最後に残ったのは変態度15%と90%。ところが15%は該当者なし。窪田、山本、マギーが90%と診断されるも「分かってました」と納得している様子。「これからは90%の窪田です、と名乗ります」というと山本、マギーもそれに続き会場も大笑い。


 また、この日は本作の主題歌が女王蜂の『introduction』に決定したことも発表され窪田は「女王蜂さんが歌う『introduction』はポップさの中に狂気がある。最後の最後まで席を立たないで浸っていただきたいです」とアピール。

 最後に「今回は本当に恋愛映画だと思って、とにかくカネキくんが食べたい、と思いながら、一目惚れから愛に変わるまでを演じました」と松田が振り返ると、窪田が「翔太さんからの愛がたくさん詰まった『東京喰種』となっております」と締めくくった。

 映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は7月19日(金)より全国公開。
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