渋谷の街づくりを考える産官学民連携プロジェクト、2期目が始動。今年度は5Gやナイトタイムエコノミーも

事業計画発表会に出席した長谷部健渋谷区長
 昨年度は、5つの領域で事業を展開。先端技術などを活用する「都市体験デザイン」、公共・民間企業のスペースやビッグデータなどを活用して社会的価値を高める「空間価値デザイン」、市民の発意を元に新しい渋谷をつくる「市民共創事業デザイン」、ニューヨーク、ロンドン、パリと並ぶ世界的な文化拠点にしていく「シティブランド創造事業」、地方や海外都市、学校との連携で各事業の実現化を促進する「都市・大学連携事業」だ。

 これら5つの領域から、昨年度は、代々木公園のサッカースタジアムの再構築である「スクランブルスタジアム渋谷」、LINEスタンプなどを考案した「渋谷区公認スーベニア事業」など22事業がスタート。今年度は、この5つの領域をさらに細分化し、10の分野・29事業を展開する。来年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、オールナイトで楽しめる観光資源を発掘する「ナイトタイムエコノミー推進事業」や、5Gを活用した社会実験を行う「スマートシティ事業」など、最新テクノロジーや文化の発信地である渋谷ならではの事業も並んだ。

 渋谷未来デザインの小泉秀樹代表理事は、「昨年度は、全力で駆け抜けて、なんとか結果を出せた一年だった。それをどうやって次につなげていくかが、今後の課題。参画パートナーや企業、また、改めて区役所の協力で上手く進んでいると実感している。渋谷区民や、渋谷で働く人にとって、意味のある活動をさらに展開していきたい」と今年度事業の展望を語った。
2019年事業の展望を語る、渋谷未来デザインの小泉秀樹代表理事
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