ライト級王者・林健太が凱旋試合でトルコの「若き天才」と対戦【8・24 K-1大阪】

対戦が決まった山崎(左)と平山
「山崎秀晃vs平山迅」バチバチの打撃戦は必至!

 スーパー・ライト級のスーパーファイトで「K-1 AWARDS 2018」で年間ベストバウト賞を受賞した山崎秀晃が平山迅を相手に復帰戦を行う。

 山崎は昨年12月の大阪大会の安保瑠輝也戦がベストバウトに選ばれたのだが、その試合で頬骨を骨折。そのケガも癒え、今回の復帰となった。

 対する平山は倒すか倒されるかの試合を信条とするK-1ジャパングループ指折りのハードヒッター。Krushウェルター級戦線では歴代王者たちとも対戦し、敗れはしたがいずれも先制のダウンを奪うなど、タイトルまであと一歩の状態が続いていた。今年から所属ジムもシルバーウルフへ移籍し、4月のKRUSH後楽園大会を前にスーパー・ライト級へ転向し、KO勝利を収めている。

 このスーパー・ライト級は6月の両国大会ではゲーオ・ウィラサクレックvs安保瑠輝也のタイトル戦が行われ、KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王者の不可思がK-1初参戦を果たすなど、なにかとにぎやかな階級。

 山崎が「ハードパンチャーでバチバチに打ち合ってくれそうな選手なので楽しみにしていてほしい。僕にしかできない試合というものがある。お客さんに“やっぱり山崎の試合だな”と言われるような試合を見せたい。それを平山選手とならできると思う」などと話す。

 これに対し平山は「俺はそんなに打ち合わないと思う。もっと長く格闘技を続けたいんで、賢くいこうと思います。すいません」と言いつつも「山崎選手とやったら自然とバチバチになると思う。でも今の気持ちは冷静にいきたいと思っている」と続ける。

 これを聞いた山崎は「僕も毎回気持ちは冷静なんですよ。多分、平山選手とは性格的に似ているところがあると思う。面白い試合になると思う。第1試合とかオープニングでもいいんで、会場に火をつけたい」とやはりバチバチの展開になりそうな雰囲気となった。