ピケオーがK-1　2階級制覇に意欲。特攻の神保には「全てが一瞬で終わる」【6・21 K-1 KRUSH】

まずは久保優太のベルトに挑戦。そして城戸康裕との対戦にも意欲

　ピケオーについては先日行われたK-1大阪大会の会見の場で城戸康裕が「ピケオーがまた階級を上げてくる前にK-1のスーパー・ウェルター級のベルトを獲りたい」といった発言をしたのだが、ピケオーは「もしタイトルマッチが組まれることがあれば、それは城戸選手が決めることでも自分が決めることでもないが、どこかのタイミングで城戸選手とは戦うことになると思う。それはお互いに楽しみにしていましょう」と城戸との対戦にも前向きな姿勢を見せた。

　もっともピケオーもK-1王座については城戸と同様で「ウェルター級でもスーパー・ウェルター級でもK-1のベルトを巻くというのが自分の最大の目標でもあるので、それはトーナメントだろうがタイトルマッチだろうがベルトに挑戦できるならしたい。まずKRUSHのチャンピオンになるというステップはクリアしたので、次のステップとしてはどちらの階級でもいいのでK-1のチャンピオンになりたいと思う」と話した。

　とはいえ、どちらでもいいというわけではなく「よく考えたら、自分はウェルター級で久保選手と戦うという約束をしている。本来なら、3月に久保選手と戦いたかったが、久保選手と城戸選手の試合がもともと予定されていたことと、野杁選手がSNSで挑戦状を出してきた。自分は挑戦はすべて受けるつもりでいるので結果的に野杁選手と戦うことになって久保選手との試合は成立しなかった。まず今、自分の前にあるのは神保選手との試合なので、その次にベルトを賭けて久保選手と試合がしたい。今年中に戦えるならうれしい。もしそうなったら自分が今年中にK-1のチャンピオンになる」とやはり城戸の予想通り、久保の持つウェルター級のベルトを獲ってからスーパー・ウェルター級に再進出しての2階級制覇という青写真を描いているようだ。