笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

笠原が格上の内藤に判定勝ち(撮影・上岸卓史)
2Rの延長の末、笠原が判定勝ち

 笠原は昨年9月に王座決定戦で元貴を破り王座獲得。4月大会で行われたREBELSとの対抗戦では小笠原裕典と対戦し判定勝ちを収めるなど、内藤がSBを留守にしていた間、飛躍的な成長を遂げた若手のホープ。

 笠原はテクニックで勝る内藤相手にアグレッシブなファイトで立ち向かう。試合は互いに蹴り足をキャッチしてからの攻防が続くなど判定が難しいラウンドが続く。本戦の3Rが終わり、ジャッジ3者とも30-30で無制限の延長ラウンドへ。1R目も1-1と判定が割れ、再延長戦へ。ともに手を止めることなく打ち合ったが、笠原が中盤にボディーブローの連打で見せ場を作り、2-0で判定勝ちを収めた。