笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

躍動する笠原が跳びヒザを狙う(撮影・上岸卓史)
弟・友希はバックドロップで主導権握る

 この日もシュートボクシングとREBELSの対抗戦が1試合組まれ、SBの笠原友希とWPMF世界スーパーバンタム級王者でISKA K-1ルール世界バンタム級王者の小笠原瑛作が対戦。笠原がドクターストップによるTKOで大金星を挙げた。

 1R、激しい打ち合いからの首相撲で笠原は巧みにバックを取るとバックドロップ一閃。シュートポイント2点を獲得し、一気に主導権を握る。その後の打ち合いで右フックの相打ちがあり、笠原が倒れるも、これはノーダウンの判定。

 小笠原は2Rに入ると強烈なローからパンチの連打で徐々に態勢を立て直すと、組み付いては不完全ながらも笠原を投げていく。ポイントにこそならないものの、これで徐々に体力を削られる笠原。中盤には小笠原のヒジで笠原が左目下をカット。ドクターチェックが2度入るなど、笠原には我慢の時間が続く。