スーパー・ライト級新王者・安保瑠輝也がゲーオとの再戦について「いつでも」【6・30 K-1】

拳を骨折しながらも勝利を収めた小澤
小澤は試合中に左拳を骨折「全治3時間くらい(笑)」

 フェザー級のスーパーファイトで鷹大に判定勝ちを収め復活を果たした小澤海斗も前日の試合後の会見に続き卜部弘嵩との対戦をアピールした。

 小澤は2017年に西京春馬に連敗を喫したところから歯車が狂い始め、昨年は本命と目された「第2代フェザー級王座決定トーナメント」でも1回戦負け、その後、芦澤竜誠にも判定負けと長く不調が続いていたのだが、今年3月の「K’FESTA.2」で覇家斗を破り復活ののろしを上げると、前日の大会ではKOこそ逃したものの内容で圧倒した。

 この日、左手に包帯を巻いて登場した小澤は「ばちこーんと倒してやろうと思ったら2R目に自分の手をばちこーんと壊してしまった(笑)。全治3時間くらい(笑)。もう少しかかると思うがしっかり治したい」とジョークをまじえながら2Rの最後の攻防で左の拳を骨折したことを明かした。

 今後については「自分が初めてキックボクシングをKrushで見させていただいた時に卜部選手がメーンでやっていて、“こいつ、かっけーな”と思ったが、今はそういうものはなくて世代交代させてやりたい。卜部選手とやりたい」と改めて卜部弘嵩との対戦を口にした。

 また小澤は現在、ファイトスタイルをリニューアル中なのだが「全然まだまだ。意識としては山本KID選手みたいな出入りの速いスピードや野性味あふれるファイトだったりを目指しているが、まだまだ近づけてはいない。その中で冷静さも保って、試合をやっていこうと思っている」などとも話した。
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