謝罪会見の宮迫博之が「僕からコンビを続けてくれとは言えません」

 反社会的勢力の会合に出席した“闇営業”問題などについて「雨上がり決死隊」の宮迫博之と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮が7月20日、都内で謝罪会見を開いた。この日の午前中に2人がツイッターで会見の開催を報告。会場には150人近くの報道陣が詰めかけた。

 吉本興業は前日の19日に宮迫とのマネジメント契約解消を発表。田村についてはこの会見中に同じくマネジメント契約の解消を発表した。
この日、騒動については気丈に説明した宮迫だったが、相方に対することに関してはガックリと肩を落とした
亮の相方・淳は「俺個人的にはコンビ解散とは思ってない」

 2人は会見では反社会的勢力の会合に出席するに至った経緯と謝罪会見がここまで開催されなかった理由などを説明したうえで、詐欺の被害に遭った被害者やその関係者、自らを擁護してくれていた人たちを裏切ったことなどを謝罪した。

 気になるのは今後の2人の活動。ともにグループとして活動していたが、今後のグループ活動については宮迫は「30年、誰よりも一緒にいて、親よりも子供よりも長く時間を過ごしてきた。こんな奴のためにあいつ(蛍原徹)は何回も何回も頭を下げてくれている。こんなダメ人間のために何回も頭を下げてくれているんです。なのに今回の騒動で電話をかけたら、“大丈夫やから。俺は大丈夫やから。こっちは大丈夫やから”しか言わないんです。だから申し訳ないじゃすまないです。蛍原さんはこれだけ迷惑をかけているにもかかわらず、いつも僕の意見を立ててくれる方なんですけど、今は僕からコンビを続けてくれとは言えません。あの人の…蛍原さんの意見に従います」と涙を流した。

 田村は「今回この会見をするということを11時くらいにツイッターをした。その前に淳と話をしようとずっと電話をしていたんですが、なかなか連絡がつかず。ツイッターを上げた後に電話で話すことができた。その前々日にも話せて、僕が引退をするか契約解除かという話もしていたんですが、僕は契約解除を選ぶか正直迷っていました。吉本をやめるということはずっとやってきた淳と一緒にできないという判断もしなければいけないし、一緒にやってきた番組のスタッフとも離れなければいけない。でも僕はずっと同じことしか言っていなくて、ちゃんと自分の口で謝りたい、ちゃんとお金のことも言いたい、ちゃんと本当のことを伝えたいということをさせてくれないということがどうしても引っかかって、それでなかなか答えは出せなかった。それで淳には、申し訳ないんだけど、宮迫さんと会見をするということで僕の腹も決まり、“淳とコンビができなくなる。すまない。けど本当のことをやっぱり言いたい”と言うと淳は“相談はしてほしかった。けどお前が正直なことを言うのは応援する。俺個人的にはコンビ解散とは思ってないからな”と言ってくれました」とそれぞれ相方とのやり取りを明かした。
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