激勝の川尻が「40代なめんな」20代に宣戦布告【7・28 RIZIN.17】

口から血を吐きながら腕を極めに行く川尻(撮影・上岸卓史)
「メーンの勝者と戦いたいかな。一番弱いから」

 試合後の会見では「久々に、自分らしい試合ができたというか、自分以上の試合ができた。接戦でいつも取りこぼして、3Rでやられるのが今までの俺だったんだけど、3Rで攻められたので、昔の自分より強くなれた。一歩乗り越えられた」「41歳になって、だいぶなめられている。ファイターにもRIZINの上の人にも、みんなになめられてると思うので、“40代、なめんな”って気持ちで、なめてる奴らの思いを覆したいという思いで、必死で戦いました」と激闘を振り返った。

 ライト級GPについては「アリの前蹴りであごが痛い。あれだけ強い選手なんで五体満足でリングを下りられなかったけど、出られるなら出たいし、メーンの勝者と戦いたいかな」と話し、その理由について「一番弱いから。優勝したいから弱い奴と戦いたい」と強烈な宣戦布告。そして「20代 vs 40代は戦争だからね。絶対負けねー。40代なめんなっていうのは俺のテーマ。技術でも若さでも負けててもね、気持ちは絶対負けないから。全部ぶっ飛ばす。今日で自信持てた」と続けた。