東京オリンピック・パラリンピックのルーツを学べる特別展/8月7日(水)の東京イベント

江戸時代の人々が楽しんだスポーツ競技の展示が並ぶ
全5章で構成された展示では、現在のスポーツの原点となった江戸時代の蹴鞠や相撲、打毬など伝統的な競技の様子を伝える絵画や道具類たちが展示。馬に乗って打毬を楽しむ姿は、現在のクリケットに似ているし、隅田川でユーモラスな泳ぎをみせる男性たちの姿は、まるでシンクロナイズドスイミングのようで、思わずクスッと笑ってしまう。
1964年東京オリンピックの金・銀・銅メダルも展示
そのほか、近代オリンピックで活躍した日本人選手の競技用具やメダルなど、普段は見られない貴重な資料も展示されている。日本で初めて開催された1964年の東京オリンピックのコーナーでは、日本代表公式ユニフォームやポスターの展示もあり、当時の盛り上がりを垣間見ることができる。展示の終わりには、2020年東京オリンピック・パラリンピックの概要や見どころもあわせて紹介され、東京で二度目の開催となるスポーツの祭典に期待がふくらみそう。

「特別展 江戸のスポーツと東京オリンピック」は8月25日まで。観覧料は、一般1000円、学生・65歳以上は500円、ただし中学生(都内)・小学生以下は無料。ユニークな日本スポーツの歴史に思いを馳せてみて。
「特別展 江戸のスポーツと東京オリンピック」
■開催場所 江戸東京博物館 1階特別展示室
■開催期間 7月6日〜8月25日
■開館時間 9:30〜17:30(土曜は19:30まで/会期中の各金曜日は21:00まで)
■休館日 月曜日(8月12日は開館)
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