安井謙太郎「いま持てる力、すべて出す!」7人揃って舞台『7ORDER』が開幕

7人のすべてを詰めこんだ! (C)2019 7ORDER project
 芝居や歌などさまざまな要素がミックスした舞台。1幕は芝居で、2幕がライブの2幕構成。優秀な遺伝子を保存する目的のもとで制定されたAZ法と呼ばれる優性遺伝保存法によって、全国民がAからZのランクに分けられ、職業や居住地も固定された。国は安定した一方で、低いランクの人々は夢や希望を奪われた。劇場に行くことも、踊ることも許されない最低ランクのZ地区で7人の若者が、自由を叫び、「音楽」という武器を手に、革命を起こそうとする。

 一番の見どころを聞かれ、諸星は「みんなで円陣を組むところ。あそこが俺的にはエモい。みんなの目を見ると気持ちのこもった目をしている」。安井は自分たちの意見を反映したオープニングだといい「幕が開いて7人の姿が見えるというのは、ここからやるぞみたいな感じで、今からワクワクしている」と、話した。

 「見どころは第2幕。ショーっぽい感じになっている。それと1幕のバンドシーン。お客さんとの温度感も近くなると思う。僕的には気合入る」と、阿部。真田も同意し「僕が作った曲も入ったりしているので感慨深い。その時、書いていた気持ちとか、みんなが各パート練習しているのを見て、自分がゼロから作ったものが、みんなの手でこんあなにいいものになっていくんだと思うと涙が出そうになった」と、話した。

 真田の音楽のほかにも、舞台には、普段から絵を書いているという長妻の作品、メンバー内でオーディションをして制作した映像、劇中に登場する30人分ぐらいの影を7人で分担して作るなど、文字通り「持てる力をすべて」出しているよう。また、メンバーの私物も大量投入しているといい、特に萩谷の私物が大活躍。ハマっているサバゲ―のアイテムだそうで、「デモっぽい衣装で、いっぱい持ってきた」と笑った。
一番頑張った人はと聞かれ、手を挙げたのは……長妻だった。ちなみに舞台の見どころは「暗転中」だそう。 (C)2019 7ORDER project
 本公演は、7人が「Happyをみんなで作り上げていく」をモットーに、ファンと掛けがえの時間を共有するとともに、自分たちなりのエンターテインメントを作りげていく「7ORDER project」のひとつ。

 9月1日まで同所で。9月5~8日まで神戸・AiiA Theatre Kobeで公演がある。


■初日に向けてのコメント



安井健太郎:
このプロジェクトについて発表させていただいたのが、ちょうど3カ月前。このタイミングで、7人で舞台、演劇というものにチャレンジできるのはうれしい。精一杯今持てる力のすべてを出して頑張りたいと思う。

真田佑馬:
昨日はワクワクして眠れませんでした。本当にありがたい気持ちでいっぱい。

諸星翔希:
昨日は緊張してめちゃくちゃ眠れました。7人でやる舞台を愛される舞台にしたい。

森田美勇人:
初めての7人での舞台。一生懸命やって、大人に、おじいちゃんになっても、あの頃楽しかったという思い出にしたい。

萩谷慧悟:
プロジェクトとしてやっとスタートラインに立てた。いいスタートを切れるように、フライングはしないように頑張りたい。

阿部顕嵐:
ワクワクと感謝の気持ちでいっぱい。みんなの前でパフォーマンスできるのがすごい。楽しみ。

長妻怜央:
毎回思うんですけど稽古がすごい楽しくて、ずっと稽古をしていたいと思うんです。初日は緊張して失敗も多いので、みんなで支えあって、緊張を乗り越えて本番も楽しめるようにやっていけたらと思います。

(C)2019 7ORDER project
(C)2019 7ORDER project
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