田中圭「『おっさんずラブ 』は今日で僕らの手を離れる」。吉田鋼太郎は“寅さん”化に期待



 そして『おっさんずラブ』の心臓とも言えるこの3人はまさに「愛が、とまらない」様子。林は「感謝がとまらない。ガラにもなくマジメに書きました。ファンの皆さんあっての作品。連続ドラマからここまで応援していただいて本当に感謝していることと、僕自身もこの作品で多くの人に知っていただいたという実感があって…」と一言ずつ思いを込めるかのように語っていたが、そこで吉田が時間を気にするそぶりをし田中が「時間はいいから!」と突っ込んで会場も大笑い。

 そんな吉田は「これはヨイショでもお世辞でもありません」と前置きし“田中圭がとまらない”と書いたボードを掲げ「この作品は単発のスペシャルドラマとして始まって、自分でもオンエアを見て面白いなと思い、当時はエゴサって言葉を知りませんでしたけど、エゴサをしてみたらものすごい数の人が話題にしていてそれが次の日もその次の日も続いた。ドラマをやってきてそれまでこれほどのことはなかった」とみるみる社会現象的大ヒットになったことを振り返り「その中心に、この田中圭がいる。『男はつらいよ』という映画シリーズがありますけど、田中圭は、国民から愛され続けた寅さんのようになってくれるのではないかと。映画が1話2話3話…と続いていって、寅さんとは逆で、圭がいろんな人から好かれるという、そういうシリーズを作ってもらって、ついでに僕も出させていただければ」と“ご長寿シリーズ”化を期待。「田中圭はとまらないしとまってほしくないと思っています」という吉田の言葉に会場からも大きな拍手。