浦井健治「アヴちゃんに足の色を褒められました」『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

奇抜な衣装にも注目だ
 会見で浦井は「この夏、1日も休まずに、みんなで稽古して作り上げました。女王蜂のアヴちゃんというカリスマが、パートナーとして、惜しげもなく、たくさんのことを教えてくれました。まるで宝物のようです。バンドのメンバーも愛らしくイカツイ方がそろっていて…出演者として、みんなで“ヘドウィグ”の世界を、ロックミュージカルを作ってくれています」と思いを語った。

 イツァークを演じたアヴちゃんは「(ヘドウィグが)本当に浦井さんでよかった。私と同じくらい負けず嫌いで、相反しているのだけれど、相反し過ぎていて、その距離を尊重している。この2人をキャスティングした人はスゴイと思う。浦井さんからいただいたものも多くて、笑っちゃうくらい。お互い良いものを交換しあえたと思っています」とコメントした。

 また、記者からの衣装についての質問に浦井は「役者冥利に尽きます。役作りのため稽古中もスカートを履いてましたし、アヴちゃんから女らしい仕草やギャル語を教わったりしてました」と少し照れくさそうにコメントした。浦井が衣装で用意された網タイツを履いている見て「イラない!」と言ったそうで、それについてアヴちゃん「だって色がめっちゃキレイ!」と説明し、浦井は「足の色がキレイって初めて言われたよ…」と照れ笑いだった。

 東京公演は8月31日開幕。9月8日まで同所で。その後、福岡、名古屋、大阪とまわり、ツアーファイナルは9月26日から29日までZepp Tokyoで行われる。