草彅剛、監督がしつこくてプロデューサーに直訴!?「でも完成作を見たら…」



 さらに娘のユズキを演じたジャズピアニストの甲田について草彅は「演技が初めてとのことだったけど、僕らいいチームワークでしたよね。ユズキの“目ぢから”がメチャクチャ強くて、小鉄は自分の娘の目ぢからに翻弄されていく。この作品はユズキの目にかかっているんです。澄んでいるけど奥深い目がすてきでした」と絶賛。ところがまたしても「その目に監督がこだわって、暑い中、1つのシーンを何度も何度も撮るものだから、僕はプロデューサーに陰で“もう今のでいいじゃないか”と言いましたよ。でも監督は“この目じゃない”って何度も撮って」と憤懣やるかたない様子。それでも草彅は「でも作品を見たら監督が真摯(しんし)に撮った1カットのすばらしさが出ていたので…まあいいです」と監督を称えていた。