EXILEの橘ケンチが福岡の白糸酒造とコラボ日本酒!「橘六五」を10月発売



 コラボ相手の白糸酒造は、山田錦有数の産地として名高い福岡県糸島地区にある安政2年(1855年)創業の酒蔵。地元産の山田錦を65%に精米して造った蔵の代表銘柄『田中六五(たなかろくじうゅご)』は、さわやかで柔らかな香りで人気で、福岡を代表する日本酒として知られる。

 今回のコラボは、その『田中六五』がベースとなっている。橘は、コラボにあたり、蔵人と造りや蔵開きをともにした。今年2月の麹造りに始まり、3月には古式の上槽法・ハネ木搾りも体験。そしてこの秋、日本文化に従事していくことを表す“橘”の名称を改めて冠した『橘六五』を完成させた。

 橘は「白糸酒造さんは、 昔からの伝統的な技法・ハネ木搾りを続けている由緒ある蔵でありながら、若い蔵人さんがモダンな現代蔵でいいペースで仕事をされているのも印象的でした」。

 白糸酒造の田中克典杜氏は 「当蔵で主要な造りの工程すべてに関わっていただくのは初めてのことだっただけに、どのように作業を行っていただくかをとても考えました。というのも、弊社は他の酒蔵さんよりも少しだけ手作業が多いので、慣 れるまでは難しかったと思います。ただ、実際の仕事ぶりや周囲への配慮もすばらしく、お互い気持ちよく造 りをできたと思います」。また「糸島の水の個性に裏打ちされた弊社の特徴がよく出ていると思います。全体的に味幅のある六五らしさを 兼ね備えつつ、橘ケンチのエッセンスが加わったバランスのいい酒になっています」。

「橘六五」は、三酒の神器を裏テーマに、荒走り(First)、中汲み(Second)、責め(Third)の3本1組、限定800 セットで販売。橘監修の居酒屋「 LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」で10月1日から4日間の先行提供を行い、10月5日から住吉酒販本店及び各支店で特別ボックス仕様で発売予定。

 10月5、6日には、福岡県福岡市の六本松蔦屋書店で、橘、田中杜氏、住吉酒販の庄島氏3者によるトークイベントや、蔵元と酒と料理を楽しむ「橘六五の会」といった催しも予定されている。応募詳細は、トークイベントは住吉酒販各店、酒の会は 『Discover Japan』公式サイトで、それぞれ順次告知がスタートする予定。

 橘は「ぜひ3種を飲み比べていただいて、搾って出てくる順番でこんなにも違うんだと味わいの差を体感してみてほしいです。そして、このお酒が生まれた糸島を想像しながら福岡でのイベントを楽しみにしていただきつつ、 『橘六五』がみなさんの新たな日本酒ライフのお供になれたらいいなと思っています」と、コメントを寄せている。

 日本酒をライフワークとする橘は近年、公私を隔てず、全国各地の酒蔵を訪れ交流している。秋田の新政酒造との「亜麻猫橘」、京都の松本酒造との「守破離橘」とコラボ日本酒も発表している。

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