ヒルトン東京・デザートビュッフェの演出力がすごい! もはや幻想体感エンターテインメント

「ハッターが待つラビリンス・ノワール」
 その美しさを、ぜひまるごとの状態で見てほしい、撮影してほしいのがホールケーキたち。まずは繊細なチョコレート細工でラビリンスを表現した「ハッターが待つラビリンス・ノワール」。主体のムースに使用されているのは、ヴァローナのカカオ64%のビターチョコレート「マンジャリ」。中には、ブラックベリー&ブルーベリーのジュレを包み込んだ官能的なチョコレートムースケーキだ。ベースのクッキーとフリュール・ド・セルの塩加減も大人好み。

「アリスのハート・ラビリンス」はバラとハートがあしらわれた、ジュエリーのようなインスタ映えケーキ。アッサムティーが香るミルクチョコのムースの中に洋梨とリンゴのコンポートが入った、フルーティーでさわやかな甘さを楽しんで。

 薔薇の女王と称されるダマスクローズの香りも楽しめるタルト「女王陛下の称号」や、薔薇の花びらがつもったようなショートケーキ「ローズ・トラップ(赤バラ)」など、赤が目を引くゴージャスなケーキはファンタジー世界のような光景の中でも、インパクト満点。写真もバッチリ引き立つこと請け合い。

 他にも、チョコレートで割れた鏡を表現したハート型の「割れた鏡とアリスのハート」や、バラの花びらをあしらったオシャレなデザインの「狂った季節のパイナップルチーズケーキ」も、まさにアート作品のよう。