東京2020テスト大会、ゴールボールで日本が白星発進!合宿の成果に手応え

ボールの来る方向を音で察知し、素早くゴールを守る。音を駆使したかけ引きが見どころ (写真・PARAPHOTO 吉田直人)
 8月には東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで9日間の強化合宿を行った日本代表。全国に散らばる選手たちが寝食を共にし、大会に向け結束を強めてきた。合宿で強化したのは、ボールのコントロール。試合後、2得点を決めた小宮正江は「戦術通りの得点ができて嬉しい。合宿では、自分の(攻撃範囲)のところだけではなく、色々なところから投げることで相手を嫌がらせる攻撃を重視した。これによって、日本のパワーないボールでも得点できているのではないかと思う」と合宿の成果を語った。
パラリンピックには2004年のアテネ大会から出場するベテラン、小宮正江 (写真・PARAPHOTO 吉田直人)
 会場の幕張メッセについては、「2020年をイメージしながらできた。音も聞き取りやすいですし、床もこれまでのパラリンピックと変わらない。ようやく(本番が)やってきたなという感じです」と感想を語った。

「天皇陛下御即位記念 2019ジャパンパラ ゴールボール競技大会」は29日まで。

(取材・文 丸山裕理)
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