年末にヒョードルがジャクソン相手に「日本ラストマッチ」【12・29 BELLATOR】

会見ではにこやかな2人だったが、この時ばかりは緊張が走った

ジャクソン「とにかく日本でもう一度試合をしたいと思っていた」


 またヒョードルは「日本ラストマッチ」ということについては「私は19年前、初めて日本を訪れて試合をしました。その瞬間から、心の底から日本に惚れ込んでいます。そしてこうして再び日本に来ることができて、日本の試合にある独特の喜ばしい雰囲気に触れられると思うとうれしくてたまらない。また長年にわたって一緒にリングで戦ってきた友人と会えたのもうれしく思っている。もう一度仲間たちと協力して、最高に美しい試合をしっかりと日本のファンの目に焼き付けてもらえるように最大限の努力をしたい」などと話した。

 ジャクソンはヒョードルとの試合については「皆さん、ご存じかどうか分からないが、私の一番好きなファイターはヒョードル。だから最初にオファーがあった時はとても変な気分だったが、とにかく日本でもう一度試合をしたいと思っていた。日本で試合ができるのであれば、誰とでも戦うつもりだった」などと応じた。

 ヒョードルは引退については「もちろんリタイアを考え始めています。年齢のこともあります。まだまだ元気ですし体調も良いですが、年齢も考えなくてはいけません。そろそろ引退する時期かもしれないと考えています。スコットさんとの間でも私のキャリアの最後を飾るツアーをやらないとという話をしたこともあるが、それは時の経過とともに、もっと明確に見えてくるのではないかと思っています。もちろん私はこの大好きな日本と日本のファンの皆さまにぜひもう一度ツアーを行って、最後にもう一度私のことをサポートして応援していただける機会が作れたら幸せだと考えています」などと話した。