K-1が初の女子王座制定。KANAが王座決定トーナメントに出場【12・28 K-1名古屋】

リザーブファイトに出場の壽美はK-1初参戦
 壽美は11月に香港での試合が発表されているのだが、その結果にかかわらず、リザーブファイトに出場。2カ月続けての連戦となるが「この間、ヨセフィン選手に負けてしまったが、香港の試合のお話をいただけたおかげで落ち込むことがなく、切り替えて練習に臨めた。ヨセフィン選手との試合で自分の経験値のなさや引き出しの数の違いを感じた。香港で勝ってしっかり経験を積んで、K-1に臨めるように気合が入っている」と連戦にも不安はないもよう。

 香港での試合を挟むことによって相手の経験値が大きく変わってくることになるが、真優は「自分は海外で試合をしたこともないし、練習もしたことはないが、ジムの先輩たちが一緒に練習していて、勝つためにみんなでサポートし合っているので、経験値が違っても負ける気はしない。そこは心配はない」と話した。

 最後に真優は「トーナメントには選ばれなかったが、自分はまだまだ世界のレベルではないのは分かっている。でも選ばれている日本人選手がKANA選手だけなので、“KANA選手だけを選んだのはもったいなかった”ということをファンの方に見せたい。トーナメントの選手に負けないようにしっかり盛り上げたい」

 壽美は「ヨセフィン選手という強い選手とやらせていただいたことで、トップの選手との差を感じて、やらなければいけないことが多いということを気づかせてもらった。気合が入った。トーナメントに出場する選手がすごい試合すると思うが、負けないくらいしっかり盛り上がる試合をしたい」とそれぞれ意気込みを見せた。