バンタム級戦で加藤ケンジと榎本明が勝利【10・20 修斗】

執念のタックルを見せる天斗にパンチを見舞う加藤(撮影・小林郁人)

ジャッジ1人は20-17と判定ながら圧勝


 2Rも加藤のパンチの連打に天斗がタックルを合わせる展開となる。加藤の左足にしがみつきなんとかテイクダウンを狙う天斗だったが、がら空きの顔面に加藤が容赦ないパンチを叩き込む。

 スタンドに戻り、今度は天斗がパンチを振って組み付くが、受け止めた加藤は足をかけて難なくテイクダウンを奪う。しかしすぐに離れてスタンドでの対戦を要求。

 天斗は加藤のパンチを食らいながらも腕に絡みつき、そこから下にタックルに行くが加藤はがぶってつぶしてはパンチで削っていく。

 天斗は最後まで加藤を攻略することができず、試合終了。ジャッジ2人が20-18、1人は20-17と判定ながら加藤が圧勝した。