真剣佑にWサプライズ! 「地球ゴージャス」二十五周年祝祭公演で主演



 この日、三浦はビデオメッセージを寄せ、10年前を振り返った。そして、真剣佑に「マッケンが演じる新たなシャチとして成功を収めるだろうなと期待している。比べることはなくて、今のマッケンの実力からすると絶対優に超えてくる。そういう期待があります。すごく楽しみにしています」とエールを送った。

 三浦を慕う真剣佑は「……後で、動画ください」と、言葉少な。「……マッケンって言ってましたね! こういうの教えてください! 事前に見ていたら、ちょっといいことを言えそうだったかもしれない。本当にうれしいです。本当にこの作品を前作を超えるような作品にしないといけないと思いました」。そのうえで、かみしめるように「どうしたら……いいのでしょう」と岸谷と寺脇をすがるような目つきで見ていた。

 三浦のメッセージもサプライズだったが、さらにサプライズが。会見が終了し、フォトセッションのために再度出演者全員で登壇したところで、大きなバースデーケーキが運び込まれた。「これは……俺?」と真剣佑。11月16日に23歳の誕生日を迎える。一番最初だというケーキに「おー、スゲー!」と大喜びで、「今、みんなで写真を撮影っていいですか?」とおもむろにポケットからスマホを取り出して、セルフィーで写真撮影をして喜んでいた。


 ユニットが25周年を迎えたことについて、主宰の岸谷は「寺脇康文さんと2人ぼっちの地球ゴージャスは、25年続けようというのではありません。この先、30年、35周年という意気込みでもなく、その時代に合った作品を愛して丁寧に創り上げてきたその結果がこの公演」と感慨深げ。

 寺脇は「私と岸谷五朗さんも銀婚式」とユーモラスに語りつつも、「お祭りムードなんですけど、作品としては前作を超えるものを作ろうという想いです。(キャストの)みなさんとお会いして一段とエネルギーがみなぎってきた感じ。今後の稽古でどんな作品に仕上がるのか、我々以外はフレッシュなメンバーなのでいろんな化学反応が起きると思う」と、期待を寄せていた。

 2020年3月10日から4月13日まで、舞浜アンフィシアターで上演。その後、大阪公演がある。

 チケットは9日から一般発売。
 
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