「第32回東京国際映画祭」が華やかに閉幕! TOKYOを世界の映画が彩った9日間

7.オープニングセレモニーを盛り上げた三味線ユニットのパフォーマンス  8.仮面女子の猪狩ともかが東京パラリンピックへの思いを語った  9.成田凌ら『カツベン!』キャストらが映画愛をアピール  10.東京ファンタが14年ぶりに復活 ©2019 TIFF

ここから世界へ! 東京グランプリの栄冠は誰の手に?


 11月5日、東京国際フォーラムで行われたアワード、クロージング・セレモニーで映画祭は閉幕。115の国と地域から1804本の応募があったコンペティション部門の最高賞にあたる東京グランプリに輝いたのは、美しいデンマークの農村風景の中で、酪農家の女性と体の不自由な叔父の姿を描いたフラレ・ピーダセン監督作『わたしの叔父さん』。審査員長のチャン・ツィイーも「抑制的で繊細なカメラワークによって忘れ去られる人間の情感を力強く表現した」と本作を絶賛した。他、『動物だけが知っている』が観客賞と最優秀女優賞、『ジャスト 6.5』が最優秀監督賞と最優秀男優賞をそれぞれW受賞。

 セレモニー終了後の会見でチャン・ツィイー審査員長は「多様性に富み、完成度の高い作品が多くとてもリッチなセレクションでした」と振り返り「どんな映画祭も独自の視点や特徴が過去、現在、未来で貫かれているもの。東京国際映画祭がどんなDNAを持っているのかが大事。今後世界の国際映画祭の中で独自の位置づけを獲得してほしい」と鼓舞した。
チャン・ツィイー審査員長と東京グランプリを受賞したフラレ・ピーダセン監督
小池百合子都知事もピーダセン監督を称え東京都知事賞を授与 
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