【田口桃子の連載「SOD女子社員は脱がなきゃだめですか?」】第11回「女性が風俗行っちゃだめですか?」

こちらは「ホストロイド」のキャストの皆様。2017年に開催した第一回目のイケメンフェスティバルより協力していただている店舗です!
今こうして女性向けAVを売り、女性向け風俗をご紹介している私ですが、2013年のGIRL’S CHのサイトオープン当初には、今よりももっと保守的な考え方をしていました。

もっとも、自分自身はエロに対して興味が強かったですし、性欲も自覚していました。

でも自分がどうであれ、他の女性が「エロに対して興味があるかどうか」「性欲があるかどうか」「オナニーしているかどうか」については、自信がありませんでした。

自分だけが特殊なのではないかと思っていたからです。

だからこそ、サイト立ち上げの頃は、「なるべくソフトな表現にしよう」「性欲がなくてもサイトを見ていてOKな言い訳を用意しよう」というようなところを意識していました。
 
しかし、この2~3年は少し空気が変わってきているように感じています。

Twitterなどで性について発信する女性が増えてきたのが一番の理由だと思います。

影響力を持って発信する人もいれば、同じファン同士での交流も進んでおり、以前よりも、女性が性に対して肯定的な姿勢であることがわかりました。
 
反対に、立ち上げ当初からこれまでのソフトな表現では物足りない、共感しないというご意見をいただくこともあり、ハードな作品ほど「こういうものを待っていました!」と応援の声をいただくことがあります。

また、まわりくどい表現よりはわかりやすく「こんなエロです」「こんな内容が見れます」「イベントではこんなことができます」と言ったほうが、今では伝わるようにも思います。
 

匿名の世界からの「もっと」という声に後押しされて、自分自身の考え方も少しずつ変わってきたように思います。

もちろん、アダルトには全く興味のない方もいらっしゃいますが、「女性に性欲がない」「女性はエロに興味がない」という考え方は、まったくの間違いだった、と断言できます。
 
 
ちなみに、この風俗男子DAYにも参加してくださったホストロイド代表・橘聖也さんのオンラインサロンが、11月1日よりGIRL’S CHで開始しました。

利用者の方のインタビューを中心に、橘さんの人となりやお店の雰囲気が伝わる記事が更新されています。

会員の方であればどなたでも無料でご覧いただけますので、ぜひこの機会に見てみてくださいね~!
https://girls-ch.com/salon/detail.php?salon_id=9
田口桃子(たぐち・ももこ)
GIRL’S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL’S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL’S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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