日本最大の酉の市!「鷲神社」は熊手も屋台も楽しめる

ボートレース江戸川の日本最大級の熊手

 参拝を終えたら熊手を買い求めよう。諸説あるがもともとは秋の収穫祭に農民のために農具として売られていた熊手が、次第に「運をかき込む」という意味合いの縁起物に変化していったとか。初めは小さなものから年々大きくしていくとよいとされ、気に入った熊手商に予算を伝えて価格交渉。交渉が成立したら「手締め」いわゆる三本締めをして熊手をお迎えしよう。

 境内には約150店舗の熊手商がさまざまな縁起物のついた熊手を扱っている。ボートレース江戸川が老舗の「八百敏」に発注した横幅約2.3メートル、高さ約2.1メートルの日本最大級の熊手や新聞記事の切り抜きで作られた世相熊手、人気キャラクターが揃うサンリオおよびサンリオピューロランドの熊手などを見ているだけでも楽しい。

左より世相熊手、サンリオおよびサンリオピューロランドの熊手