【東京2020】EXILE HIRO「子どもたちの笑顔や未来への希望をつなぐ」聖火引継式でパフォーマンスを監督



 引継式では、ギリシャと日本がそれぞれ約10分間のパフォーマンスを行う。

 EXILE HIROは、東京2020組織委員会の文化教育委員会で委員を務める。監督のオファーを受けたときは「びっくりしましたがとても光栄なこと。日ごろから日本のエンターテインメントを世界へというテーマで活動しているので、身の引き締まる思いでした」。

 具体的なパフォーマンスの内容については「すでに大枠のイメージは決まっている」といい、「日本の伝統文化と新しい文化の融合をパフォーマンスとして表現したい。そのなかで特に子どもたちの笑顔だったり、夢だったり、希望を未来につなげていけるようなパフォーマンスを目指して取り組んでいきたい」と話した。

 参加する子どもたちは「140~150人」の予定。「日本のダンス人口は600万人ぐらいあって、子どもたちのダンスのレベルは世界の中でもトップクラス。自分も世界中のダンスする子たちを見てきて改めて思っている。子どもたちの元気の姿やダンスのスキルの高さだったりをちゃんと表現して、一生の思い出に残るようなパフォーマンスを作りたい」とした。


 先月、会場となるパナシナイコスタジアムを視察済み。

「スケールの大きなスタジアム。神々しいというか、エネルギーのある場所。すごく想像力をかき立てられました。イメージもより具体的に湧いた。僕の周りにいるスタッフと組織委員会のみなさんと力を合わせて、ベストなパフォーマンスを発信できるように集中していきたい」。

 聖火は、2020年3月12日に古代オリンピック発祥の地であるオリンピア市にあるヘラ神殿跡で聖火採火式があり、その後8日間ギリシャ国内で聖火リレーが行われ、19日の聖火引継式を経て日本に運ばれる。

 記者発表会では、野口みずき、野村忠宏、吉田沙保里がギリシャ国内で聖火ランナーを務めることが発表された。

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