ムロツヨシ、“人たらし”封印宣言!来年は「孤独のムロ」



「人たらしの異名をとる愛され俳優」と呼び込まれたムロ。トロフィーを受け取ると「このような賞をもらえるとまったく思っていませんでありがたいという言葉に尽きます」と、笑顔を見せたが、次に続いたのは「ただ……」。

 受賞者は、授賞式の1時間ほどまえに、SNSで発表されたが、その際に添えられていた写真のポーズのせいで、「頭痛いの?頭痛薬を今から用意していますとか、みんなが頭が痛いことしか触れてこない! 写真を僕に選ばせてほしかった。僕が見ても頭が痛い男が着飾っているだけ。……これを格好いいと見てくれる人がいたらうれしいです」と、ユーモアたっぷりのコメント。授賞式では、ラルフローレンで“着飾った”。「素晴らしい格好をさせていただきました。学生の頃はワンポイントついたポロシャツしか買えなかったのに、今、GQ MEN OF THE YEARで全部ラルフローレンです!」と話し、笑いを誘った。



 授賞式の受賞者が質問を交わすクロストークでは、ユース・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したKemioがムロに「YouTube登場、バビューンはないの」? ムロは「バビューンは考えたことはないですね。何をやろうというアイデアがないんで。ただ僕の事務所に阿佐ヶ谷姉妹がいて、数日前に阿佐ヶ谷姉妹の日常を流している。それみて、これだったらできるかなって。マネて日常生活を流してやってみようかな……」。司会を務めていた吉村崇(平成ノブシコブシ)が「新しい架け橋でございますね」と受け取ると、ムロは「進出は言ってないから」と強調した。

 2020年の抱負を聞かれると「新しいムロツヨシを見せていくような年になれば」と、ムロ。「今日も人たらしっていうふうに紹介されたんですが、来年は人たらさない。孤独のムロ、新しいムロをみなさんに見ていただきたい」と、話した。



「GQ MEN OF THE YEAR 2019」受賞者

◆アスリート・オブ・ザ・イヤー賞
五十嵐カノア(プロサーファー)

◆テレビ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー賞
石原良純

◆ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
賀来賢人

◆ポップ・アイコンズ・オブ・ザ・イヤー賞
King & Prince

◆レジェンダリー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
草刈正雄

◆ユース・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞
Kemio

◆コメディ・アクト・オブ・ザ・イヤー賞
霜降り明星

◆アクター・オブ・ザ・イヤー賞
ムロツヨシ

◆ニュー・ジェネレーション・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
横浜流星

◆ヒーローズ・オブ・ザ・イヤー賞
田村優、トンプソン・ルーク、松島幸太朗、リーチ・マイケル(ラグビーW杯2019日本代表)
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