木村文乃「天国に来たみたい」渋谷の人気イルミ「青の洞窟」スタート



 冬の風物詩となったイルミネーションイベント。渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木まで60万球の電球で真っ青なトンネルを作る。今年は体験型アトラクション「FORTUNE BELLS」も登場。「富の鐘」「知の鐘」「愛の鐘」と名づけられたいずれも幸運をもたらす3つの鐘で、用意された4本の紐のどれかを引くと、1つの鐘が鳴り響く。

 この日の木村は青の洞窟に映える真っ白な装いで、「今日全国的に初雪が観測されたりということだったので、渋谷にもいち早くホワイトクリスマスの予感を連れてきました」。点灯式では、渋谷区の長谷部健区長らとともに「FORTUNE BELLS」を鳴らして、イルミネーションを点灯した。鐘が鳴り響くなか、辺りは徐々にブルーに染まっていくと、「すごくきれいで幻想的ですね、天国に来たような。一面青くてすごいです」と、瞳をキラキラさせた。



 点灯式のあとのトークでは、「イルミネーションってちゃんと見に行ったことがなくて……」と、木村。「こうやって機会をいただけたので、ここで鐘を鳴らして、青の洞窟シリーズのご飯を食べて温まって帰りたい」と、笑顔を見せた。

 木村の冬の定番はダイビングだそう。「青の洞窟ってシュノーケリングでもダイビングでもいっぱいポイントがあって、冬のほうが海がきれいで人も少なくてとってもいいんです。今年中に100本というのが目標。あと16本残っているので、この12月は頑張ろうと思う」と、話した。

 長谷部区長はあいさつで「渋谷区はイルミネーションが一番似合う街だと思う」とし、「4年前に始まった時、渋谷にまた新名所ができるんじゃないかと言っていたんですが、今は確実にこの時期の渋谷の風物詩ですし、名所になった。青の洞窟がこの街にあるということが誇りになっている、そんなふうに成長してきた。この街の誇る、ひとつの象徴として、10年20年と続くイルミネーションになればと思う」と、話した。

 12月31日まで。点灯時間は17~22時。「青の洞窟 ボロネーゼ」を使用したメニューや、青のスパークリングワイン、青のホットレモネードなどが楽しめる「青の洞窟 Blue Park」もオープンする。


 点灯を終えたところで、木村は、改めて「FORTUNE BELLS」を体験。すると鳴り響いたのは「愛の鐘」が鳴り響いた。 どんな願いを叶えてみたいかと司会者に聞かれると、「今日、カッパを来てくださって、雨の中寒い中来てくださったみなさんが傘をさすことがないように。ここで温まって帰って頂けたら。それが一番の願いです」と一気に語ると、報道陣の表情が和らいだ。
渋谷区の長谷部健区長
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