安藤美姫がKANAの目力に優勝を確信。KANAは勝利のトリプルアクセルを約束【12・28 K-1】

スティックを使ったトレーニング
ミット打ちでは重いパンチを打ちこむKANAと見守る安藤(左端)

安藤「トレーニングにK-1を取り入れようかな」


 安藤は練習を見て「瞬発力とか反射神経のすごさを間近で見て、最初は目が点になった(笑)。いろいろなトレーニング方法があるのだなと勉強になった。K-1をエクササイズのトレーニングに入れたいなと思った」などと感想を話した。

 そして「K-1を見始めたばかり」と前置きしながらもKANAについて「一番印象に残ったのはハイキックとか、キック力が他の選手よりたけているのではないかということ。そして他の選手より3Rに行っても足が止まらないフットワーク、パンチの数といった単純な見方ですが、KANAさんは日ごろの練習や、自分を高めるという気持ちが試合できちんと出せているように見えて印象に残っている。今日の練習でもスティックを使う練習をしていたが、これによってロングリーチの選手とも戦っていける精神力や距離の詰め方などを日々研究されているということが分かった。名古屋大会までケガなく頑張ってほしいし、地元が名古屋なので、名古屋の女性にKANAさんの戦うところを見てほしいと思う」とその話した。安藤はキックボクシングの観戦歴こそ浅いが現役時代に「ボクシングをトレーニングに取り入れていた」ということもあり、格闘技のつぼは押さえているよう。そして「トレーニングにK-1を取り入れようかなと思っている」と話した。

 また2人は互いの競技の共通点として「試合に向けての感謝の気持ちを持って試合でベストを尽くすこと」を挙げた。安藤は「筋肉美というところも共通点があると思うので、私はK-1ファイターの筋肉が大好きです(笑)。美しいと思いました」とも話した。