【インタビュー】片寄涼太×橋本環奈 『午前0時、キスしに来てよ』“鼻かじキス”に“マスク越しキス”も!

[片寄涼太]ヘアメイク・隈崎晋哉、スタイリスト・吉田宗平(SIGNO)、撮影・蔦野裕

スターとの恋の疑似体験を楽しんで!


 ライブシーンや人気俳優として活動する楓の姿は、片寄本人と重なる部分もある。

橋本「撮影現場での片寄さんは、すごく綾瀬さんっぽいというか、重なるところが多かったと思います。リーダーシップをとってくださる姿とか、立ち居振る舞いとか。スーパースターらしさが、片寄さんご自身の中からも…(笑)」

片寄「最後、そこ笑っちゃダメ(笑)。僕自身はそういった役どころを特に意識しているわけではなくて…」

橋本「なるほど、意識せずともオーラが出てしまうと」

片寄「そういう切り返しはいいから(笑)」

橋本「あと、衣装もすごくスターらしかったです。ご自分でもアイデア出して、いろいろな衣装を着ていらっしゃいましたよね。クレーンゲームのときの衣装が、すごくかわいかったです」

片寄「ああ、シャツと上着がくっついているデザインの…。あれは違いますけど、今回僕は自分の私服も何着か衣装さんに預けていて結局、70着くらい着ているんです」

橋本「毎日いろんな衣装を着ていらっしゃって、着替えが大変だろうなと思っていました(笑)」

 一方、橋本には日奈々とは真逆のハプニングが発生。

片寄「橋本さん、クレーンゲームのシーンで“うまくて取れちゃったNG”がありましたよね(笑)」

橋本「ありました。日奈々がクレーンゲームでぬいぐるみを取ろうとして取れない、というお芝居なんですけど、ぬいぐるみが取れないように調整してもらったはずなのに私、取れちゃったんです(笑)」

片寄「それでスタッフの人が殺伐として。監督も“ああ~ん? 何で取れてんだよ!”って…」

橋本「話を盛らないでください(笑)。監督のはジョークだし、現場も殺伐なんてしていませんから」

片寄「じゃ盛らずに言うけど…助監督は本気でテンパっていました」

橋本「確かに助監督さんは、なんで取れちゃったの!と動揺されていましたね。だから私も“大丈夫です、次は取りません”と(笑)」

 楓のプライベートシーンは普段見ることができないスターの素顔に触れられるような特別な気分も疑似体験できるはず。
片寄「本作を見て、片寄涼太もこんな感じかなと思う人もいるかも、と言われたんですけど、そういう楽しみ方もあっていいと思います」

 では、そんな妄想のシチュエーションで質問! クリスマスシーズンの東京で、一般人と秘密のデートをするとしたら…?
片寄「クリスマスか。寒いですからね…海とかどうですか? いや、寒い海って人がいなさそうじゃないですか。だから気兼ねなくデートできるかな、と。劇中で楓が乗っていたスターっぽい車で、夜景の見える海のあたりに行く、というのはどうでしょう」

橋本「すてきじゃないですか。私は王道ですけどイルミネーションを見に行きたいです。表参道とかで、お忍びっぽく」

片寄「それならイルミネーションが見えるレストランとかいいんじゃない?」

橋本「さすが! 映画みたいに貸し切りで?」

片寄「貸し切り…は、さすがにちょっと予算が厳しいので、個室くらいで」

橋本「なんでそこケチるの(笑)!」

 息ぴったりの2人が、他では見られない胸キュンシーン満載で贈るシンデレラ・ラブストーリー!

(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)
撮影・蔦野裕
撮影・蔦野裕
©2019 映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
『午前0時、キスしに来てよ』
監督:新城毅彦 出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、橋本環奈他/1時間53分/松竹配給/全国公開中 
公式サイト:https://0kiss.jp/ 
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