門脇麦「もう若手の気分ではいられない」エルシネマアワード2019



 2019年も、映画『さよならくちびる』や『チワワちゃん』など注目も話題も集めた作品に出演した。

 トロフィーを受け取ると、門脇は「今年公開の映画は、私よりも年下の若いキャストと仕事をすることが多かった。まだまだ私も未熟で気持ちは若手なんですが、もう若手の気分ではいられない、と。早く現場を支えられるような、引っ張ってけるような人間になりたいと強く思った1年でした」と振り返った。

「エル ベストアクトレス賞」を受賞したことについては、「普段の映画祭に興味を持って下さる方たちとは違う層の方々に映画のことを発信したり届けたりする場があることを幸せに思う」とし、「映画は見ていただいて何かを感じていただいて、ようやく完成する。こういう形で輪が広がっていけばもっと素敵になると思う」と、話した。

 2020年も、大河ドラマ『麒麟がくる』、舞台『ねじまき鳥クロニクル』など注目の作品への出演が続く。
耳元にはショパール。
 この日は門脇のほか、佐久間由衣、中村倫也、蜷川実花が受賞した。

「エルシネマアワード2019」は2015年にスタート。毎回文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者らをを迎え、審査が行われている。

◆エルシネマアワード2019受賞者
「エル ベストアクトレス」賞 門脇麦
「エル メン」賞 中村倫也
「エル・ガール ライジングスター」賞 佐久間由衣
「エル ベストディレクター」賞 蜷川実花

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