初防衛のレオナ・ぺタスが武尊に改めて挑戦アピール【12・15 K-1 KRUSH】

島野(左)と成合のパンチが交錯(撮影・小林郁人)

元王者の島野浩太朗が復活勝利


 第6試合では元スーパー・フェザー級王者の島野浩太朗がSATORU成合と対戦。倒し倒されの激しい打撃戦の末、島野が3-0の判定で勝利を収めた。

 ハードパンチャー同士の対戦とあって、大歓声の中でも互いのパンチの当たる音が会場に響く。

 1Rから積極的に打ち合う2人。成合の右フックに島野がよろめく場面もあったが、島野はローキックで反撃。成合の右フックに島野の右ストレートが交錯する展開となるが、終盤、島野の左のボディーフックが成合を襲う。

 2Rも打ち合いの中、成合が島野をロープに詰めると左フックでダウンを奪う。立ち上がった島野に襲いかかる成合だが、島野は鼻血を出しながらも応戦。多彩な攻撃を見せる成合に対し、島野は右ストレートをゴツゴツと当てていく。成合の右ストレートにアゴが上がる場面もあったが、それでも島野は前に出続け、ロープに詰めてヒザ蹴りから最後は右ストレートでダウンを奪い返す。

 なんとか立ち上がった成合に、追撃の連打を浴びせる島野だったが、ここは成合がしのぎ切る。