初防衛のレオナ・ぺタスが武尊に改めて挑戦アピール【12・15 K-1 KRUSH】

島野の右ストレートが炸裂(撮影・小林郁人)

今後につながる勝利にも「今はいっぱいいっぱい」と多くを語らず


 3Rも引き続き激しい打ち合い。島野がプレッシャーをかけ成合をロープに詰めるが、成合はパンチで反撃。成合の右クロスで吹っ飛ばされた島野だったが、ここでも下がらず前に出るとパンチの連打から左フックでスタンディングダウンを奪う。成合も最後の反撃に出るが島野も応戦。試合は判定となったが、28-26、28-26、27-26の3-0で島野が勝利を収めた。

 試合後の会見で島野は「途中でSATORU選手に一発もらって危ない場面を先に作ってしまった。そこからは開き直って勝負に出た。先にダウンしてしまったので、倒し返さないとポイント的にも勝てないと思ったので、出るしかないなと思った」などと試合を振り返った。

 今年3月の王座陥落からのKRUSH復帰戦での壮絶な勝利。今後につながる大きな勝利だったのだが「この試合に向けて目標を考えてはいたんですけど、いざ試合が近くなってきて、この一戦にすべてをかける思いになった。なので、いまはちょっと(先のことを)考えるにはいっぱいいっぱいですね」と語るにとどめた。
「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R
△豊嶋里美(TEAM OJ)(判定0-0=29-29、29-29、29-29)森川侑凜(サポートスクールグレス)△

◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R
●高口賢史郎(K-1ジム蒲田チームキングス)(1R2分22秒、KO)志村力輝(兼清流総本部)◯

◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R
△勝輝 (K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)(判定0-1=28-28、28-29、28-28)知良(RBアカデミー)△


◆第1試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級/3分3R・延長1R
●藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)峯 大樹(若獅子会館)◯

◆第2試合 K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級/2分3R・延長1R
●C-ZUKA(T-GYM)(判定0-3=28-30、27-30、28-30)菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)◯

◆第3試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●内田 晶(チーム・タイガーホーク/拳聖空手)(1R1分33秒、KO)璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)◯

◆第4試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
◯桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定2-0=30-29、29-29、30-29)安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第5試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)(1R2分40秒、KO)稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)●

◆第6試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯島野浩太朗(菅原道場)(判定3-0=27-26、28-26、28-26)SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆セミファイナル(第7試合)K-1 KRUSH FIGHTウェルター級/3分3R・延長1R
●牧平圭太(HALEO TOP TEAM)(2R2分48秒、KO)加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)○

◆メインイベント(第8試合)K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)(2R2分8秒、KO)山本直樹(優弥道場)●
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