SWAY「舞台への恐怖心なくなった」劇団EXILE総出演の舞台で2020年をキックオフ



ーー稽古は楽しめていますか?

 楽しいですね。でも、実はこの稽古に入る前には舞台に対して軽く抵抗するぐらいのものがあったんです。自分の舞台キャリアって結構シビアな内容のものが多かったり、厳しい指導があったりとか……舞台に恐怖心があって。でも、この作品では楽しく学ばせていただいています。

ーー原案プロデュースも劇団EXILEが担当。稽古が始まるまでも1年以上の準備があったと聞きます。そのなかではタフなタイミングもあったのではないですか?

アイデア出しは楽しいですよね。でもそれをまとめて、またやり直してという作業を繰り返していたときは、「苦」でした。でもそれを超えて稽古が始まってまた楽しいゾーンに入ってきました。体を動かしていくと、セリフではこんなふうに言ってるけど、実はそんなふうにに思ってないのかも。心の中では違うことを思っていたりするのかもしれないっていうのが見えてくる。そういう時は本当に楽しい瞬間ですね。

ーーSWAYさんはどんな役どころなんでしょうか。
 
 日本が好きな外国人なんですけど、自分とそんな距離がないというか、すごい近く感じています。自分自身に寄せて作った役ではなんですけど、共感できる部分がたくさんある。それもありますし、特別何かを作って演じる必要はないかなって思っています。ただ、この役が興味を持っているものには触れたいなと思って、日本文化の掘りなおしをしています。

ーーそれが本番どうなるのか楽しみです。さて、SWAYさんは、DOBERMAN INFINITYや他の音楽グループでも活動されたり、個人的にさまざまなプロジェクトも行っています。そのなかで、劇団EXILEってどんな場なんでしょうか。

EXILE TRIBEなんだって感じられる場所、僕の中ではそういう認識です。特に何かを意識するわけではないんですけどね。


ーーさて、劇団EXILEの公演に始まり、DOBERMAN INFINITYでツアーもツアーもあって。2020年も充実していますね。

とりあえずは舞台がスタートですけど、稽古場で過ごしながら、楽しくパーフェクトイヤーの幕開けができそうだと思っています。今現在で2020年、特に3月までは、まじか!っていうスケジュールにはなっているんですが(笑)。4月以降もいい時間が過ごせたらと思っています。



すうぇい……劇団EXILEのメンバー。ヒップホップグループのDOBERMAN INFINITY、HONEST BOYZ®でも活動。2017年10月にシングル『MANZANA』でDef Jamからソロデビューも果たした。デザイナーとしての1面もあり、クリエイティブユニットN0IR(ノアール)で活動中。出演する連続ドラマ『ペンション・恋は桃色』(フジテレビ、毎週木曜25時25分~。一部25時35分~)が放送中。DOBERMAN INFINITYのツアーも控える。1986年6月9日生まれ、北海道出身。
劇団EXILE『勇者のために鐘は鳴る』
●東京公演 
1月24日(金)~2月2日(日)
TBS 赤坂ACTシアター
●大阪公演 
2月13日(木)~2月16日(日)
梅田芸術劇場メインホール
最新情報は劇団EXILE 公式サイトから https://m.tribe-m.jp/artist/index/26
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