武尊が世界中の「世界王者」に宣戦布告【3・22 K-1】

「K-1以外の世界チャンピオンはいてはいけない」


 武尊は「今回、ダブルタイトルマッチを組んでもらって光栄。K-1の世界チャンピオンである以上はK-1は世界一の大会で、チャンピオンは世界一の選手にならないといけない。それを証明する試合をしていきたいという思いがあるので、今回こうして世界チャンピオンと戦えるのは光栄。負けたらK-1のベルトが海外流出してしまう。勝って、ISKAのベルトを持ち帰り、K-1のベルトを守りたい」などと意欲を見せた。

 相手のブアフフについては「アグレッシブで強い打撃を持っている選手。今までやってきた海外の選手たちも映像で見た時より実際に戦ってみると強さの違いがあることが多いので、今回も気を引き締めて練習していきたい」と話した。

 ISKAというタイトルについては「魔裟斗さん、バンナ選手、卜部兄弟だったり、みんなが挑戦して獲っていたベルトなので、それに続きたいという気持ちはあるし、K-1の世界チャンピオンとしてはK-1以外の世界チャンピオンはいてはいけないと思っている。これから現役であと何試合できるか分からないが、守る試合より、海外でK-1の強さを証明する試合をしていきたいという気持ちは強かった。海外でも試合をしたいとK-1にも話をしていて、その中でヨーロッパの選手にチャレンジして、ISKAの世界タイトルのベルトを獲りに行きたいとは思っていた。今回こうして、挑戦できるのはうれしく思っている」などとかねてから海外の他団体の王座への挑戦を希望していたことを明かした。