スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント開催。木村ミノル「歴史に残るファイターになる」【3・22 K-1】

優勝への自信がみなぎっていた木村

2階級を股にかけて戦っていくプランを明かす


 トーナメントについては「予想では神保選手の試合は激しい試合になると思うし、彼が早く終わらせるかもしれない。そうなるとノーダメージでくるから、ぼくも一刻も早く倒して、準決勝に備えなければいけないから、海斗選手にはそういう覚悟を持ってきてほしい」などと話した。

 また木村は和島にはKO勝ち、城戸には判定勝ちを収めているのだが「2人との試合の時は僕のウェルター級に合わせてくれた。それがどれくらい有利不利があるかは分かるので、今回は初めてのつもりでやる。でも和島選手はもう一回倒す、城戸選手は次こそ倒す。そんな感じ」と話した。

 階級を上げた場合、通常はパワーの差など不安材料はあるのだが「新たな挑戦だけど、めちゃくちゃ調子はいいし、体にパワーは満ち溢れている。階級アップは自然の流れだと思う。ナチュラルな無理のないチャレンジなので、楽しみたい。どれくらいのパフォーマンスを出せるのか。70kgだったら爆発力も突進力もパワーも、スピードも上がると思う。自分で自分を楽しみたい。普段からベストシェイプをキープしているつもりなので、どちらでもアジャストできる。70kgだったらパワーをつけて、耐久力をつけて、それに合わせるだけ。でもこのベルトを獲ったらウェルターにも野杁正明選手や久保優太選手、ジョーダン・ピケオー選手といった世界的に名前がある選手がいる。そんな選手とやらない手はない。戦って歴史に名を残すファイターになりたい」などとスーパー・ウェルター級とウェルター級の2階級を股にかけて戦っていくプランを明かした。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
〈1/26発表のカード〉
◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)藤村大輔 vs小鉄(日本/K-1ジム琉球チーム琉神)

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
(日本/ポゴナ・クラブジム)海斗 vs木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)神保克哉 vsエダー・ロープス(ポルトガル/Jazzy Fight Club K.O Team)

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
(日本/谷山ジム)城戸康裕 vsミラン・ペイルス(スロバキア/Diamond gym Zilina)

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
(日本/月心会チーム侍)和島大海 vsニコラス・ラーセン(デンマーク/Team Larsen)


◆スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)KANA vsグロリア・ペリトーレ(イタリア/Raini Clan)

◆スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)小澤海斗vsジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)


〈既報のカード〉
◆K-1 WORLD GP&ISKAダブルタイトルマッチ/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 武尊 vsアダム・ブアフフ (モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaoui)

◆K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(日本/王者/K-1ジム五反田チームキングス) 久保優太vsジョーダン・ピケオー (オランダ/挑戦者/Mike’s Gym)

◆K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(日本/王者/team ALL-WIN) 安保瑠輝也vs不可思 (日本/挑戦者/クロスポイント吉祥寺)


〈出場予定選手〉
◆武居由樹(日本/POWER OF DREAM/
第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
◆林健太(日本/FLYSKY GYM/第3代K-1 WORLD GPライト級王者)
◆江川優生(日本/POWER OF DREAM/第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者)

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