箕輪が悲願の世界ストロー級王座獲得「修斗やっててよかったー」【1・26 修斗】

手塚は子供とともにフォトセッション(撮影・堀田真央人)

魚井にTKO勝ちの手塚が環太平洋のベルトに照準


 第5試合ではバンタム級で魚井フルスイングと手塚基伸戦が対戦した。

 魚井は昨年、藤井、加藤ケンジを破り、6月にはRIZINにも参戦し、カナ・ハヤットを破るなど大きな飛躍を見せたものの、9月には田丸に1-2の判定で敗れ、今回は仕切り直しの一戦。当初は齋藤翼と対戦予定だったが、齋藤が左眼窩底骨折のため欠場。“流浪のグラップラー”手塚との対戦となった。

 1R開始早々に手塚は魚井のパンチかいくぐり、タックルでテイクダウンに成功。ハーフガードの体勢で上を取ってこつこつパンチとヒジを落とし続ける。魚井は下からボディーにパンチを打つしかないポジションのままラウンドが終了。

 2Rは右ジャブを放つ魚井に手塚はすぐにタックル。テイクダウンを狙う手塚が足をすくったところ、魚井はマットに左手を突いた時にヒジを痛めてしまい、うつ伏せで動けず、レフェリーがストップ。手塚のTKO勝ちとなった。

 これで昨年の修斗参戦後3連勝となった手塚は試合後のマイクで「世界とは言わないです。よう知らない環太平洋をお願いします」とベルト獲りをアピールした。
女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント一回戦で勝利を収めた大島沙緒里
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020」(1月26日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第8試合「世界ストロー級チャンピオン決定戦」5分5R
●小巻洋平(同級1位/リライアブル)(2R4分53秒、スリーパーホールド)箕輪ひろば(同級2位/総合格闘技道場STF)○

◆セミファイナル 第7試合「環太平洋フェザー級チャンピオンシップ」5分3R
●TOMA(TK68)(判定1-2=30-27、28-29、28-29)仲山貴志(挑戦者・同級2位/総合格闘技津田沼道場)○

◆第6試合 バンタム級5分3R
○田丸 匠(同級世界4位/NACSER DO SOL)(30-27、30-27、30-27)藤井伸樹(同級世界8位/ALLIANCE)●

◆第5試合 バンタム級5分3R
●魚井フルスイング(同級世界4位/和術慧舟會HEARTS)(2R19秒、TKO)手塚基伸(同級世界10位/総合格闘技道場コブラ会・シークレットベースドミネート)○

◆第4試合 フライ級5分3R(※58.9kg契約に変更)
○平良達郎(日本/同級世界6位/THE パラエストラ沖縄)(2R19秒、KO)ジャレッド・ライアン・アルマザン(フィリピン/チーム・ラカイ)●

◆第3試合 ストロー級5分3R
○猿丸ジュンジ(日本/同級世界3位/修斗GYM東京)(判定3-0=30-27、30-27、29-28)ジェロム・ワナワン(フィリピン/チーム・ラカイ)●

◆第2試合 SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship Tournament
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント一回戦 5分2R(延長1R)
○大島沙緒里(日本/AACC)(2R3分15秒、TKO)小生 由紀(日本/グランドスラム沖縄A・P・P)●

◆第1試合 フェザー級5分2R
●小林孝秀(トイカツ道場/ファイティングラボ新潟)(1R1分24秒、KO)木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)○

◆オープニングファイト 2019年度新人王決定トーナメント決勝戦 ウェルター級5分2R(延長1R)
●井口マサト(AACC)(1R4分56秒、TKO)ハーレー(NEO JUDO ACADEMY)○
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